イマオト - 今の音楽を追うブログ -

旧ブログ名:face it。音楽チャートアナライザーとして、ビルボードジャパンや米ビルボードのソングチャートなどを紹介します。

洋楽

「APT.」が首位、「ライラック」2位に復帰…ビルボードジャパンは社会的人気を反映している

最新12月25日公開分(集計期間:12月16~22日)のビルボードジャパンソングチャートでは前週初の首位を獲得した乃木坂46「歩道橋」が49位に後退、ロゼ (ROSÉ) & ブルーノ・マーズ「APT.」が3週ぶり、通算4週目となる首位を獲得しています。

ロゼ & ブルーノ・マーズ「APT.」、カラオケ指標100位以内エントリーを注目する理由

最新12月11日公開分のビルボードジャパンソングチャートでは、前週まで3週連続で首位を獲得していたロゼ(ROSÉ) & ブルーノ・マーズ「APT.」が2位に後退。しかしながらこの曲のカラオケ指標急上昇について、興味深く感じています。

「APT.」「消費期限」「Whiplash」…最新ソングチャートにおけるK-POPの指標構成を考える

最新12月4日公開分(集計期間:11月25日~12月1日)のビルボードジャパンソングチャートでは、ロゼ (ROSÉ) & ブルーノ・マーズ「APT.」が3連覇を達成しています。

【ビルボードジャパン最新動向】「APT.」が洋楽曲初の2連覇、紅白出場歌手発表が影響

最新11月27日公開分(集計期間:11月18~24日)のビルボードジャパンソングチャートでは、ロゼ (ROSÉ) & ブルーノ・マーズ「APT.」が洋楽曲(K-POP除く)では初となる2連覇を達成。獲得ポイントは同曲初の1万ポイント超えを果たしています。 【ビルボード】ロゼ…

ロゼ & ブルーノ・マーズ「APT.」がビルボードジャパン制覇、ポイント上昇の軌跡をたどる

最新11月20日公開分(集計期間:11月11~17日)のビルボードジャパンソングチャートでは前週首位を獲得した超特急「AwA AwA」が30位に後退、ロゼ(ROSÉ) & ブルーノ・マーズ「APT.」が初の首位に。K-POPを除く洋楽としては11年半ぶり、5曲目の首位獲得です。 …

ラジオでの洋楽(K-POPを除く)OA率が上昇したこと、そして日本での洋楽浸透に必要なこと

最新9月25日公開分のビルボードジャパンソングチャート、ラジオ指標では20位以内に洋楽(K-POPを除く)が8曲ランクインしています。今年度においてはクリスマスイブまでを集計期間とする昨年12月27日公開分と並び最多となりましたが、今回の顔ぶれは実に興味深…

ラジオから音楽番組が減る…2024年秋改編を踏まえ、音楽チャート等への影響を考える

基本的に春と秋が改編の時期となるラジオ業界では、次回の改編が少しずつ発表されています。その中で先週後半に発表された内容から、あくまで個人的にと前置きしますが音楽がよりOAされなくなっていくものと危惧しています。

『「洋楽離れ」をデータから検証する』noteを基に作成した、”極を越えたコラボレーション”プレイリスト

徒然研究室さんによるnoteが反響を呼び、いいねの数は本日7時半過ぎに千を突破しました。内容の素晴らしさを踏まえれば納得であり、データの分かりやすい可視化、そして徒然研究室さんによる客観性を保ちながらポジティヴな表現の心地よさに、ただただ感服す…

ビルボードジャパンソングチャート、最新週におけるラジオ指標の傾向から感じたことについて

最新の7月3日公開分ビルボードジャパンソングチャートでは、ラジオ指標で興味深い動向が確認できます。

アリアナ・グランデ「Yes, And?」2バージョン登場を機に、チャートポリシー変更提案を再掲する

1月末以降のエントリーにて、arne代表の松島功さんによるポストを踏まえた下記エントリー群を掲載しています。ここでは”洋楽”について、松島さんによる問題提起に合わせる形で”K-POPを除く”と定義しています。 またこの流れで、先月開催されたグラミー賞にて…

ビルボードジャパンソングチャートにおけるグラミー賞関連曲の動向から、洋楽の現状を分析する

先月末以降のエントリーにて、arne代表の松島功さんによるポストを踏まえた下記エントリー群を掲載しています。ここでは”洋楽”について、松島さんによる問題提起に合わせる形で”K-POPを除く”と定義しています。 いただいたリアクションの中に、洋楽がヒット…

"日本人の洋楽離れ"をどう改善させるか…ストリーミングにおける提案を記す

一昨日付のエントリーでは、arne代表の松島功さんによるポストを踏まえてこのようなエントリーを掲載し、昨日付ではその改善提案のひとつとしてラジオ業界に向けた内容を記しました。 今回は、ストリーミングに関する改善提案を記します。

"日本人の洋楽離れ"をどう改善させるか…ラジオ業界に対する提案を記す

昨日付のエントリーでは、arne代表の松島功さんによるポストを踏まえてこのようなエントリーを掲載しました。 日本では昨年度において洋楽(K-POPを除く)が強くなく、最高位を記録したのが2017年リリースのエド・シーラン「Shape Of You」だったことを踏まえ…

"日本人の洋楽離れ"は本当か…アリアナ・グランデの新曲を機に現状を把握する

最新1月24日公開分(集計期間:1月15~21日)のビルボードジャパンソングチャートでは、アリアナ・グランデ「Yes, And?」が35位に初登場。今回はこの「Yes, And?」の動向から、日本における洋楽(K-POPを除く)の現状、いわゆる"日本人の洋楽離れ"について考えま…

アリアナ・グランデ、リル・ナズ・X、21サヴェージ…昨日新作を一斉にリリースした背景とは

米ビルボード、再来週のソングチャートは大きく変わるかもしれません。1月12日金曜を集計期間初日とする1月27日付ソングチャート(日本時間1月23日火曜発表予定)では、アリアナ・グランデ「yes, and?」、リル・ナズ・X「J CHRIST」、21サヴェージ feat. ドー…

日本のチャートでザ・ビートルズ「Now And Then」が上昇、一方でCHART insightから感じることについて

最新11月15日公開分のビルボードジャパンソングチャートではザ・ビートルズ「Now And Then」が前週の41位から30位へ上昇しています。 ビルボードジャパンによる最新のポッドキャストでは「Now And Then」の動向について紹介しています(下記動画で8分19秒以降…

全体の再生回数推移、優里「ビリミリオン」の上昇、洋楽の動向…日本のSpotify最新チャートから注目点を紹介する

本来ならば毎週火曜、日本時間で早朝に発表される米ビルボードおよびグローバルのソングチャートトップ10速報をお届けするのですが、米ビルボードはデータ処理の遅延を理由に1日アナウンスを遅らせることを発表しました。 This week’s #Hot100 and Global ch…

プランテックによる2022年度ラジオエアプレイチャートを読み解く

プランテックによる2022年度の年間ラジオエアプレイチャートが発表されました。 2022年 年間ラジオ・エアプレイはOfficial髭男dism「ミックスナッツ」テレビMVはAimer「残響散歌」が1位 #ヒゲダン #Aimer #プランテック https://t.co/8DombffK1o — ミュージ…

ビヨンセ、6年ぶりのアルバム『Renaissance』がリリース…しかし海外と日本との反応の差を痛感する

一昨日、およそ6年ぶりとなるビヨンセのオリジナルアルバム『Renaissance』がリリースされました。 米歌手や、最近ではK-Popアクトの新曲は日本時間の金曜13時(サマータイム以外は14時)、つまり米の解禁時間に合わせてリリースされることが多いのですが、ビ…

米ビルボードトップ20入り、エム・バイホルド「Numb Little Bug」のヒットは共感&ハイブリッド型である

昨日は最新7月30日付米ビルボードソングスチャート速報をお送りしました。今回は同日付で20位にランクインしたエム・バイホルド「Numb Little Bug」を紹介します。

ジョナス・ブルーが「Don't Wake Me Up」でBE:FIRSTをフィーチャー…ここから洋楽ヒットの法則を考える

毎月リリースされる膨大な作品の中から私的トップ10ソングスと題したプレイリストを、翌月の早い段階で発表しています(6月分はこちら)。昨日リリースされた下記2曲はSpotifyのNew Music Fridayプレイリストに並んで登場しており、その心地良さに聴き惚れまし…

洋楽の認知浸透に芸人の起用が有効? 「Stay」やリル・ナズ・Xにおける実例、そして私見を記す

最新11月3日公開(11月8日付)ビルボードジャパンソングスチャートでザ・キッド・ラロイ with ジャスティン・ビーバー「Stay」が17→13位に上昇。ポイント前週比は105.0%を記録しています。前週比5%以上の上昇は9月1日公開(9月6日付)以来2ヶ月ぶりとなります。…

(訂正あり) 全米制覇のザ・キッド・ラロイ with ジャスティン・ビーバー「Stay」が日本でもヒットの兆し…その理由とは

(※追記(8月31日):弊ブログにてこれまで、「Stay」の表記をザ・キッド・ラロイ feat. ジャスティン・ビーバーと記載しておりましたが、正しくはザ・キッド・ラロイ with ジャスティン・ビーバーでした。訂正してお詫びいたします。) 最新8月11日公開(8月16日…

この1年の洋楽ヒットの傾向や流行を伝える、先日のラジオ特集を振り返る

先日、とあるラジオ番組に出演する機会をいただきました。この番組では最近、若手DJが自身の好きな曲や歌手を積極的にプレゼンする機会が多く、好きなものを紹介する際の眩しさを目にし、刺激を受けたことで自分にも機会があれば...というのがきっかけ。許可…

オリヴィア・ロドリゴやH.E.R.等、アメリカでアルバムリリースの1週間前にリード曲を用意する理由とは

タイラー・ザ・クリエイターが先週末、新曲「Lumberjack」をリリース。ニューアルバム『Call Me If You Get Lost』からのリード曲となります。 CALL ME IF YOU GET LOST: JUNE 25TH pic.twitter.com/2FkiNkLJl5 — Tyler, The Creator (@tylerthecreator) 202…

シルク・ソニックでさらなる脚光、アンダーソン・パークによる今年の関連作品がいずれも良質

アンダーソン・パークの今年の仕事が素晴らしいので紹介。 アンダーソン・パークといえばブルーノ・マーズとのユニット、シルク・ソニックによる「Leave The Door Open」が米ビルボードソングスチャートを制しており、この曲を真っ先に思い出す方が多いかも…

シルク・ソニック「Leave The Door Open」の素晴らしさはチャートでも証明されている

ブルーノ・マーズとアンダーソン・パークによるユニット、シルク・ソニック「Leave The Door Open」の評判がとんでもないことになっています。

今日でポケモン誕生から丸25年、ポスト・マローンによるカバー曲「Only Wanna Be With You」が素敵な件

昨日リリースされたポスト・マローンによるカバー曲。原曲に忠実でオリジナルバージョンへの愛情が感じられ、なかなか素敵だと思うのです。

米アルバムチャート連覇のモーガン・ウォレンによる差別用語の使用、米エンタテインメント業界が断固たる措置を採る

アメリカで起きた人種差別発言とその対応について、色々と考えさせられます。 全米最新1位のモーガン・ウォレン、差別用語を使いレコード契約が無期限停止処分https://t.co/cc9k7OT9cU#MorganWallen — BARKS編集部 (@barks_news) 2021年2月4日

1月リリース、ジャンルを超えたカバーが複数登場している件

もはや現在の音楽はジャンルの垣根が低くなっているのは自明。そのことは、今月リリースされたカバー曲からも見えてきます。