新千歳空港は年間1500万人が利用する北海道の玄関です。ただ、大雪などで空港を発着する列車やバスが運休し、大勢の利用客が空港に足止めされることがあります。そんなとき、新千歳空港を「脱出」するにはどうしたらいいのでしょうか。札幌市へ移動する手段を探りました。
■札幌まで40キロ
札幌市など各地で記録的な大雪となると、空の便のダイヤが大きく乱れ、JR北海道が運休することがあります。2022年2月下旬にはJR千歳線が3日間完全運休となり、新千歳空港で4千人が足止めされました。
新千歳空港から札幌市中心部までは直線距離で約40キロ。羽田空港を起点に例えると、さいたま市や千葉市、横須賀市へ向かうくらいの距離です。
通常はJR北海道や都市間高速バスを利用する人が多いです。空港と札幌駅を結ぶ快速「エアポート」が日中は毎時6本運行し、新千歳空港-札幌間を最速33分で結びます。高速バスは北海道中央バス(小樽)と北都交通(札幌)が札幌市内の主要な駅やバスターミナル、ホテルと空港を結んでいます。
■JRが運休したら…
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