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今年も9月のアタマに北海道にサーモンを釣りに行けることになり、夜な夜な少しずつフライ(毛ばり)を用意しています(去年の様子は
こちら)。
カムイチェップ
一般的なゾンカーというフライや、釣りに行く
標津の忠類川オリジナルのフライである
クリオネと
カムイチェップというものを作っています。
クリオネは、テレビのコマーシャルなどでおなじみの天使のような形をした巻貝で、それを模したパターン。オーソドックスなフライにたとえるとウーリーバガーというフライをちょっと変形して色を変えたようなもの。
一方のカムイチェップはアラスカあたりでサーモンに使いそうなストリーマーをやや小ぶりにしたようなフライです。カムイチェップとはアイヌ語で「神の魚」という意味で、鮭(場合によってはニシン)をあがめてこう呼ぶのだそうです。美しい名前ですね。
紫にすると妖艶
釣り場ではフライが根がかりしてなくなってしまうことも多いため、かなり大量にフライを準備していきます。
その上、状況によって魚がよく反応する色が違ったりして、何が“当たり”になるか分からないので、同じ形のフライでも色やサイズを違えたバリエーションを各種用意したりと、いくつ作っても十分ということはありません。軍備というのは、そういうものです。
ベネッキのシェニール
カムイチェップの胴体の部分にはシェニールというモールのような糸を使います。
しっぽの部分はラビットの毛皮。上のふわふわした部分はマラブー(Marabou Stork:和名アフリカハゲコウ)という鳥の羽毛を染めたものです。この素材はちょっと特殊な洋服の装飾などにも使われ、日本の服飾関係では
マラボウと表記されます。
フライのマテリアル(素材)を入れているケースの中から、いつだったか
ティムコのバーゲンで100円で買ってきた、ジョルジオ・ベネッキのピンクのラメ入りシェニールが出てきました。
お下劣
ちょっと派手ですが、ためしにこれを使ってカムイチェップをこしらえてみました。しっぽのラビットの毛皮は近い色がなかったので、あえてクリーム色をあしらってみたのが右のフライ。
オリジナルのカムイチェップとはまるで違う、お下劣なものができてしまいました。が、このテクスチャーと色合いはどこかで見たような……というわけで、このフライを“ジュリアナ東京”と命名しました。
釣れるかなぁ……
樋口 理さんのコメント:
今年からツアーを始めた、地元の東北海道トラベルに尋ねたら別のツアー枠を持っているらしくすんなり取れました。
これから予約する人は、東北海道トラベルがお勧めです。ご参考まで。
http://www.higashihokkaido....
カード決済できないので、アメックストラベルデスクはまったく役に立ちませんでした(笑)。