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富山名物、鱒寿司。スーパーの駅弁祭りなんかでもよく売ってますね。押し寿司の容器のフタを押さえつけるのに使っている竹の切れ端を使って竹トンボを作ってみました。
なんか、最近は
スーパー竹とんぼというずいぶん手の込んだ、よく飛ぶ竹とんぼがメジャーみたいですけど、そんなんじゃなくて、昔風の小刀一本で作るシンプルでスクエアな竹とんぼ。
30何年ぶりかで作ってみたけど、簡単にできましたよ。
では、作り方。
まず、羽根を作ります。
竹の節のところを避けて、10〜15センチぐらいに切り落とす。
切り落としたら、中心のところに小刀でスジを入れておきます。中心を計るのは、細い紙切れを竹と同じ長さに切って半分に折って、それを竹に当てて折り目のところにスジを切る。
切ったら、竹を横にして、表面の右手前(左利き用は左手前)を斜めにそぎ落とす。くるっと回して反対側も。さらにひっくり返して裏面も同様に。
このぐらいの薄さで結構。適当に。
だいたいそぎ落としたら、中心のスジのところでバランスが取れるように、重たい方を削って形を整えます。
あんまり神経質にならなくても、問題なく飛びます。
次に、軸を作ります。軸は竹串とか、竹の割り箸とかを使ってもいいけど、せっかくなので同じ竹から切り出します。
竹の厚さと同じぐらいの幅のところに小刀を入れて割ります。
で、これを小刀でせっせと削いで、丸い棒にします。
飛ばすときに手でこする部分なので、特にトゲが残らないように気をつけて。
羽根の中心にキリかなにかで穴を開ける。
軸が太いときは穴を小刀で少しずつ広げたり、軸のほうを補足したりして調整。ちょっときつめなぐらいになったら、軸を穴の中に入れます。
お好みで、軸の回りの竹の厚みが残っている部分を細くして軽量化してもよし(気休めです)。
羽根のそりが少ない場合は、羽根をロウソクやガスコンロの火であぶって熱くしてからぎゅっとひねりを入れて、冷めるまでそのままホールドしてください。竹は熱で柔らかくなって、冷めるとまた堅くなるので、ひねりぐせがつきます。竹ひごを曲げるときのテクニックね。
鱒寿司ひとつで、竹とんぼ3つぐらい作れます。
けっこう、飛びますよ。
aodworksさんのコメント:
この記事を参考に竹トンボを作ってみました。
とても分かりやすかったです。