HDRの制作過程で暴れた色を抑えこむ方法

2011年9月24日HDR 作り方とテクニック, 風景・街並みPhotoshop, 中華街, 横浜

最近、再びこってりに回帰したと感じつつあるマイHDRですが、

こってり感を出そうとすると、つられて暴れる色が出てくるという副作用があります。

よく暴れるのは色強度が強い「赤」

上のHDR画像でも赤が他の色の3倍の速さ(あくまでの体感的に)で反応しました。

そこで、基本的なPhotoshop Tipですが、その押さえ込み方をご紹介します。

まずは、Photomatix出力直後の処理前画像から。

見事に赤の彩度があふれかえっています。。

今回はこの「赤」を抑えこんで周辺の色に強さを合わせます。

Photoshop (Elements) 上でレイヤーパレットから「色相・彩度」を選択。

色は、暴れている赤を選択します。

そして、暴れていた赤の彩度を抑えこみ。

暴れていた赤が抑えられました。

今回は、さらに青も少しだけ抑えて、金ピカ度をUPさせるために黄色を増加。

門をマスクして門以外の周辺でマスタの色を抑えれば、自然と門に目線が行くHDRの完成っす。

– –

制作ツール : Photomatix Pro 4.0 / Topaz Adjust 4 / Photoshop Elements 9