HDRの制作過程で暴れた色を抑えこむ方法
最近、再びこってりに回帰したと感じつつあるマイHDRですが、
こってり感を出そうとすると、つられて暴れる色が出てくるという副作用があります。
よく暴れるのは色強度が強い「赤」。
上のHDR画像でも赤が他の色の3倍の速さ(あくまでの体感的に)で反応しました。
そこで、基本的なPhotoshop Tipですが、その押さえ込み方をご紹介します。
まずは、Photomatix出力直後の処理前画像から。
見事に赤の彩度があふれかえっています。。
今回はこの「赤」を抑えこんで周辺の色に強さを合わせます。
Photoshop (Elements) 上でレイヤーパレットから「色相・彩度」を選択。
色は、暴れている赤を選択します。
そして、暴れていた赤の彩度を抑えこみ。
暴れていた赤が抑えられました。
今回は、さらに青も少しだけ抑えて、金ピカ度をUPさせるために黄色を増加。
門をマスクして門以外の周辺でマスタの色を抑えれば、自然と門に目線が行くHDRの完成っす。
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制作ツール : Photomatix Pro 4.0 / Topaz Adjust 4 / Photoshop Elements 9
ディスカッション
コメント一覧
はじめまして。時々拝見させて頂いてます。
HDR処理した画像は、本当に不思議で、そして美しいですね。
特にガラスへの映り込みがハッキリと浮かび上がってくる様は、
管理人様も言っておられますが、私もゾクゾクッとしてしまいます。
今回の中華街もスゴイ!の一言に尽きます。
中華街の門、浮かび上がっているようです!
これからもゾクゾクドキドキさせて下さい。
しま さん >>
はじめまして(*゚▽゚)ノ
映りこみは時として、実像以上に濃い色で出ることがあって
未だにどういう処理でそうなるのか不思議です。
でも、やっぱりヤメラレナイトマラナイですね♪
この中華街は2年前に当時の技術で処理しきれなかったものですが、
イロイロと技を習得して、今になってやっと好みの雰囲気に仕上げることができました!