これで、バリバリ仕事もできる?
Google(グーグル)が、ついに2in1のラップトップ&タブレットへ、本気を出してきた感じですよね。Chrome OSを搭載する「Pixel Slate」は、12.3インチの薄型タブレットでありながら、純正のキーボードケースとなる「Pixel Slate Keyboard」を装着すれば、まるでラップトップのような使い心地も実現。ただし、Windowsマシンよりも低価格で打って出たChromebookシリーズとは異なり、なんだか高いお値段が、Pixel Slateの首を絞めることになりやしないかと、心配する声も上がっているのは事実でしょう。
そこで、どうせ高い買い物をしたのならば、もう本格的なラップトップとしてPixel Slateを使ってしまいましょうというノリで、専用キーボードを用意しているメーカーがあると、このほどAndroid Policeが報じています。Brydgeが、Pixel Slate向けに発売を計画している「G-Type」は、ボディカラーまでマッチングしつつ、装着すると、これはラップトップか? そう見まがうほどの一体感ですよ。
キーボードカバーとして、閉じて持ち歩けば、普通にラップトップを携帯しているようにしか見えないのはもちろんのこと、開いたときのキーボードのタイピング感や大きなガラス製のトラックパッドも、ちょっとした高級なラップトップを使っているのかと錯覚させられる完成度なんだとか。これなら、値が張るPixel Slateに投資しても、2in1デバイスとして使いこなせそうでいいですよね~。
こちらがGoogle純正のPixel Slate Keyboardですが、どうして丸いキーなんでしょう? Googleは、これぞ打ちやすい新デザインと胸を張ってはいるのですけど、やはりラップトップとしてバリバリと使い倒したければ、G-Typeのような昔ながらの四角いキーのほうが好まれるのではないでしょうか。おまけにG-Typeのほうが、Pixel Slate Keyboardより5000円近く安い、159.99ドルにて販売予定と聞けば、これは多くのPixel Slateユーザーから選ばれるキーボードとなることでしょうね。
ちなみに、フル充電から6か月は使い続けられる超ロングバッテリー仕様というのもポイントです。Pixel SlateとはBluetooth接続し、USB Type-Cポートでの充電が可能ですよ。Pixel Slateすら、まだ日本国内では販売未定という、なんとも日本のユーザーにとって歯がゆい状況ではありますが、晴れて国内発売が決定したら、いっしょにG-Typeも日本市場向けに投入してほしいところです。そのころまでには、Microsoft OfficeもChrome OSで動くようになっていれば、もはや百人力でしょうか…。
Source: Android Police