実は。Bitcoinの買付け終了後、相場が下がって含み損がでている。現時点ではね。でもね。私の目は将来を見つめているんだよ。
相場下落の理由は売りたい人が多かったから。マイニング業者による現金化やソブリンが押収して保有するBitcoinを売却したり、マウントゴックスの精算が完了して弁済が始まったりといった「売りイベント」が目白押しであったため、相場がかなり下落した。
仕方ないよ。相場モノにはそういう事がある。含み損を抱えていても現物だから強制的に精算されることはない。自分の精神力が耐えることが出来るならば、そのまま保有し続けることが出来る。
その後、トランプ元大統領の狙撃事件の後に急激に上昇局面へと切り返した。トランプ氏の当選確率が上昇したと見込まれるために、暗号通貨に親和的な彼の推進政策に対する先行期待があるのであろう。
FRBによる利下げがいつになるか。不意打ちでくるとしたら7月。ほとんどの人の想定では9月。しかし、大統領選の11月以降にずれ込むという見解もある。FRBの利下げによりBitcoinの上昇圧力が印加されると期待されている。
2024/7/19に発生した世界中のWindowsマシンのダウンはクラウドストライク製のセキュリティ製品が原因と言われている。
トラブルが甚大な影響に セキュリティー製品原因か
https://news.yahoo.co.jp/articles/ac072de68ac668cf2a0b8f4791a4f1f82fb7376a
銀行なども被害にあったようだ。中央集権的なフィアット通貨とその取扱機関たる銀行システムの脆弱性が顕になった格好になる。Bitcoin相場はこの事件にも反応したようだ。
ビットコイン、6万7000ドル超え──世界中でITシステム障害が起きるなか、分散型システムのメリットに注目か
https://www.coindeskjapan.com/241488/
分散型台帳システムの回復力が見直されているのかもしれない。
Bitcoinの発行総額上限は2100万ビットコイン。既に97%が「採掘」されている。ソブリンの発行するフィアット通貨は「青天井」に発行可能であるが、Bitcoinにはこの上限による「希少性」がある。その意味でゴールドに近い「蓄財性」を有している。
銀行預金の金利がバブルの頃の5%などという利率になることは、今後ありえないであろう。現金預金で保有していても、現金はちっとも増えない。Bitcoinの相場は当面ボックス圏を上下するであろうが、どこかの時点で上値を突き抜けていく事が期待できる。ゴールドもそうだったよ。私が金地金の取引をしていた頃、最後に掴んだヤツが高値掴みとなってしまい、数年間寝かせたあげくに若干の損失を覚悟で損切して処分した事がある。しかし、その後ゴールド相場は急上昇したのを私は目の当たりにしている。蓄財性のあるBitcoinでも同様な現象が期待できるのよ。
リスクを承知し、精神力が耐える自信と覚悟がある人は一部の財産をBitcoinにしておいてみては？全財産を突っ込むのはダメだよ。すぐに必要な現金需要に対応するために、手元現金も必要だ。
みんな、何でBitcoin買わないの？