夜の浅草や銀座を歩いていて、2階建てのロンドンバスを見かけたことはないだろうか? なんでこんなところに、と驚いた人も多いだろう。実はこれ、日本で唯一お酒を飲みながらナイトクルージングが楽しめる、ロンドンバスのカフェバー「ダブルデッカーカフェ」なのだ。
浅草ビューホテルを出発し、上野、銀座、築地などを巡る約1時間45分のコース。
大人のための、一風変わったはとバスツアーといったところか。
ロンドンバスはとにかく大きい! 大型観光バスが横を走ったが、それよりもはるかに大きい。そのせいで信号機や標識、歩道橋の下を通るたび、ぶつかりそうでヒヤヒヤものだった。
そして何より目立つ。信号で止まる度、道行く人たちが立ち止まって見上げる。なかには携帯のカメラで写真を撮る人もいて、有名人になった気分が味わえたり(もちろん注目しているのはバスだけだが)。
記念に運転席に座らせてもらったりもした。
高い所から見下ろす下町や銀座の風景も、いつもと違っておもしろい。しかしなんでまた、こんなカフェを思いついたのか?
カフェの責任者である吉田さんに話をうかがったところ、このカフェを始めたきっかけは、バスを所有しているオーナーと吉田さんが、「銀座でロンドンバスを走らせながらお酒を飲みたいな〜」という冗談話だったという。その後、浅草おかみさん協会の理事長の後押しがあって実現に至ったのだとか。
実はロンドンバスは日本に5台あり、そのうちの3台を前述のオーナーが所有し、1台はラッピングバスと呼ばれる広告宣伝用に使われ、もう1台は愛知万博でシャトルバスとして利用されているのだそう。
この下町情緒とロンドンバスという異色の組み合わせ、ぜひ体験してみてほしい。
(いなっち)
浅草ビューホテルを出発し、上野、銀座、築地などを巡る約1時間45分のコース。
大人のための、一風変わったはとバスツアーといったところか。
ロンドンバスはとにかく大きい! 大型観光バスが横を走ったが、それよりもはるかに大きい。そのせいで信号機や標識、歩道橋の下を通るたび、ぶつかりそうでヒヤヒヤものだった。
そして何より目立つ。信号で止まる度、道行く人たちが立ち止まって見上げる。なかには携帯のカメラで写真を撮る人もいて、有名人になった気分が味わえたり(もちろん注目しているのはバスだけだが)。
記念に運転席に座らせてもらったりもした。
高い所から見下ろす下町や銀座の風景も、いつもと違っておもしろい。しかしなんでまた、こんなカフェを思いついたのか?
カフェの責任者である吉田さんに話をうかがったところ、このカフェを始めたきっかけは、バスを所有しているオーナーと吉田さんが、「銀座でロンドンバスを走らせながらお酒を飲みたいな〜」という冗談話だったという。その後、浅草おかみさん協会の理事長の後押しがあって実現に至ったのだとか。
実はロンドンバスは日本に5台あり、そのうちの3台を前述のオーナーが所有し、1台はラッピングバスと呼ばれる広告宣伝用に使われ、もう1台は愛知万博でシャトルバスとして利用されているのだそう。
愛知万博が終われば一般の人が乗れるのはここだけになるではないか? しかもこのバスは40年前のたいへん古い車両で、本場のロンドンでは今年いっぱいで全廃になるという。ロンドンでも乗れない貴重なバスになるのだ。
この下町情緒とロンドンバスという異色の組み合わせ、ぜひ体験してみてほしい。
(いなっち)
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