私たちは枕のことを何も知らない ~オーダーメイド枕を作ってみた~
うまく眠れないとか、朝起きた時に首や肩がこっているなど、睡眠のトラブルの原因は、ひょっとしたらマクラにあるかも? というわけで、高さや幅、素材(そばがらや綿や、洗えるパイプなど)が選べるオーダーメイド枕を作ってみました
編集:バーグハンバーグバーグ
枕の素材を決めていくぞ〜〜!
枕は素材によって、肌に触れたときの質感や頭を乗せたときの沈み具合などが変わってきます。
素材のサンプルを触ってみて質感を確かめるだけではなく、実際に頭を乗せて自分好みの素材を決めることができます!
マッキンは小さい頃から使っている綿素材が一番馴染み深いのですが、せっかくなので綿以外の素材も試してみることにしました。
そば殻
長所:放熱性がよいので蒸れが気になる方にオススメ。音もしゃりしゃりで爽やか。
短所:洗えない。そばアレルギーの方は使用NG。
「そば殻は、放熱性がいいので夏にはもってこいです! 日本独自の素材ですので、海外の方がお土産に買っていかれることも多いです」
■アクアビーズ
長所:洗える。直径約2cmのビーズがツボ押しのように頭を刺激するので気持ちいい。
短所:横向けの時に肌に食い込む気がして、若干落ち着かなかった。
※ちなみに硬い枕が好きなギャラクシーは、これが一番良いと言っていました
「このビーズを選ぶ人は、男女関係なく勢いが違いますね。『この素材、いいかも』となんとなく選ぶのではなく、『良い!絶対これが良い!』と即決される方が多いです」
■マイクロファイバー(綿)
長所:そば殻やビーズよりもかなり柔らかい素材でフィット感がある。柔らか派にオススメ。
短所:洗えない。頭の重みで沈むので、硬め派は少し物足りないかも。
「なんか、今まで試した中で一番ほっとした表情浮かべてる」
「安心感が違います……。試してみて思ったのですが、やっぱりいつも使っている綿がしっくりきました」
「それでは、こちらの素材で枕を作っていきたいと思います!」
オーダーメイド枕、完成!
マッキンの枕の素材は「マイクロファイバー(綿)」に決定! あとは、測定した高さを元に、枕ソムリエが綿を詰めていきます。いよいよ完成間近。
詰める前の綿を触ったら、溶けてなくなりそうなくらい超ふわっふわでした。
「ふわふわで気持ちいい! 綿最高だなあ……でも洗えないんですよね。洗えない枕ってどうやってお手入れすればいいんですか…」
「洗えない枕は、陰干しをしてください!」
「そば殻も陰干しですか?」
「そば殻は天日干しがおすすめですね。ちなみにビーズなどの洗える枕は、洗濯ネットに入れて洗濯機で洗えますが、ドラム式洗濯機だと枕への当たりが強くなるので、なるべく縦型の洗濯機で洗うようにしてくださいね」
枕の豆知識を聞いているうちに、枕が完成しました!
こちらが―
私専用のオーダーメイド枕です!
「やった〜〜〜! これが、自分だけの枕! なんか感動……」
「では実際に寝てみてください。もし、高さが気になるようでしたら調節できますので言ってくださいね」
最高のマッキン専用枕、ここに誕生です。
今回ピロースタンドで作成したオーダーメイド枕はレギュラータイプ 9,800円(税抜)です。
他にも、弾力性や耐久性がさらにアップしたスタンダード枕や、ひのきなどの天然素材を使用した完全オーダー枕など機能や素材別で様々なタイプがありますよ!
詳しくはこちら→ピロースタンド公式HP
「ありがとうございました! 枕のフィット感が最高だったので、早く帰ってスマホいじりながら眠りにつきたいです」
「寝る直前までスマホなどの液晶画面を見てたら逆に眠りにくくなるので、寝る前のスマホはダメです!」
「うっ。我慢します……」
オーダーメイド枕を使ってみての感想
取材した日の夜からオーダーメイド枕を使用してみたのですが、自分専用枕だからか、頭と枕の一体感がすごい。「枕に頭を置いて寝てる」というよりも、「頭の形に沿って包み込まれてるっ!」という安心感が強いです。
▼今回のまとめ
ペシャンコ枕よりも、オーダーメイドの枕の方が爆睡できる。
寝起きの肩こりや寝違い、眠りで悩んでいる方へ。もしかしたらそれは、枕が体に合っていないからかもしれませんよ!
さようなら、ずっと愛用してたペシャンコ枕……
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