滑川市役所にＳＤＧｓ自販機　余剰在庫を安く販売

　滑川市は市役所の西館玄関前に持続可能な開発目標（ＳＤＧｓ）自動販売機１台を設置した。在庫の偏りにより余剰が出た製品を通常価格より安く販売しており、フードロス削減が目的。市によると、県内で庁舎にＳＤＧｓ自動販売機を設置するのは富山市や南砺市、砺波市に続き４例目。

　自動販売機の上段２段では賞味期限が短くなっているアイスコーヒーとアイスティーのペットボトルを各１００円で販売。下段は通常の商品が並んでいる。滑川市の担当者は「多くの方に日常生活の中で気軽に持続可能な取り組みにご協力いただければ」と話す。屋外に置かれており、市役所が閉まっている時間でも利用することができる。　（島崎勝弘）