(著者に会いたい)『なぜ壁のシミが顔に見えるのか パレイドリアとアニマシーの認知心理学』高橋康介さん

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 ■制御し難い不思議な知覚 立命館大学教授・高橋康介さん(45)

 あれは数十年前、東北の古いビジネスホテルに泊まった時のことであった。寝苦しい晩で豆球に照らされた天井を見ていると、次第にシミが顔のように浮き上がってきた。苦悶(くもん)の表情の中年男。慌てて布団をかぶり、私は震えながら眠りに落ちた…

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