敗れた西山朋佳が語る「笑顔の理由」 佐藤康光との対局中「実は…」

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北野新太
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 将棋の西山朋佳女流四冠(28)=白玲・女王・女流名人女流王将=が元名人の佐藤康光九段(54)に挑む棋界最注目の一局は、先達が貫禄の勝利を挙げた。8日、東京都渋谷区将棋会館で指された第17回朝日杯将棋オープン戦(朝日新聞社主催)2次予選で実現した夢の一戦。敗れた直後、女流第一人者は印象的な表情を浮かべた。

 今まで見たことのない顔をしていた。敗れた西山は幸福そうな笑みを浮かべていた。ほおを緩ませたまま「偉大な先生に教われるのは光栄なこと。良い将棋を指したいと思いました」と言った。

女流棋士として初の朝日杯2次予選進出、棋士編入試験の受験資格も視野に入り、悔しくないはずがありません。それでも笑顔を浮かべた理由を尋ねました。

 対戦が決まって以来、ファン…

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この記事を書いた人
北野新太
文化部|囲碁将棋担当
専門・関心分野
囲碁将棋