激戦地から「再教育施設」へ ロシア軍に連れ去られた少年が帰還へ

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ロンドン=藤原学思
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 昨年5月にウクライナ南東部マリウポリからロシア軍によって連れ去られた少年が、1年半ぶりにウクライナに戻る見通しになった。少年の代理人弁護士が10日、取材に明かした。ウクライナ政府によると、侵攻開始からロシア側に移送された子どもは約2万人。弁護士は、関心を持ち続けて欲しいと訴える。

 少年はボフダン・イエルモヒンさん(17)。弁護士のカテリーナ・ボブロウスカさんによると、8歳で両親を亡くし、マリウポリで里親に育てられた。ウクライナのパスポートがあり、法定後見人もいた。

激戦地から連れ去られた先で

 だが、ロシアの侵攻で激戦地…

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この記事を書いた人
藤原学思
ロンドン支局長
専門・関心分野
ウクライナ情勢、英国政治、偽情報、陰謀論
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    小泉悠
    (東大先端科学技術研究センター准教授)
    2023年11月12日10時0分 投稿
    【視点】

    侵略を受けた挙句に勝手にロシア人にされ、そうすると「ロシア国民」の義務として徴兵にも応じなければいけなくなってしまう。一時的な軍事的占領で終わらずに、強烈な同化政策が伴うのがロシアのウクライナ占領政策です。 ウクライナが抵抗をやめたくない(

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