断念相次ぐ万博の華「タイプA」 空き地対策、「回転ずしに」の声も

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 2025年開催の大阪・関西万博をめぐり、自前で建設するパビリオンを断念する国が相次いでいる。日本側による「建て売り」や、他国と共同使用の形態への移行を検討する国も多くなっており、当初予定の半分程度にとどまる可能性も指摘される。「万博の華」とされる海外パビリオンの独自性が損なわれかねず、移行が増えれば「空き地」対策も必要となる。

 万博パビリオンには、各国が独自に建てる「タイプA」▽他国と共同使用の「タイプC」▽日本国際博覧会協会がプレハブ工法で箱形の建物を建てて引き渡す「タイプX」などの形態がある。

 協会幹部は13日、記者団に…

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