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サントリー社長、ジャニーズに改善なければ「番組スポンサー降板も」

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聞き手・岡林佐和 上地兼太郎
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 故ジャニー喜多川氏による大規模な性加害問題を受け、サントリーホールディングス(HD)の新浪剛史社長が15日、朝日新聞の取材に応じた。今後2~3カ月の間にジャニーズ事務所の体制に改善がみられなければ、所属タレントが出演するテレビ番組のスポンサーを降りることも「オプション(選択肢)としてはあり得る」と語った。

 ――サントリーは広告宣伝に年間4千億円をかける国内最大級の広告主です。広告への所属タレント起用について、「納得いく説明があるまでは、新たな契約を結ばない」と決めたのはなぜですか。

 「私1人だけではなく、社内…

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この記事を書いた人
上地兼太郎
経済部兼北海道報道センター|北海道農業・経済・電力・JR北海道
専門・関心分野
デジタル分野、北海道
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    吉川ばんび
    (作家・コラムニスト)
    2023年9月17日8時59分 投稿
    【視点】

    国内最大級の広告主であるサントリーがスポンサー契約を打ち切る可能性について言及したことは、今後のジャニーズ事務所とスポンサー企業との関係性が変化する流れに大きな影響を及ぼすだろうと思います。スポンサー企業が今後、ジャニーズ事務所所属タレント

    …続きを読む
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    木村裕明
    (朝日新聞記者=企業、経済、働き方)
    2023年9月16日20時22分 投稿
    【視点】

    ジャニーズ事務所の所属タレントをCMに起用し続けることは「児童虐待を企業として認めることだ」。  経済同友会の代表幹事として定例記者会見で、日本企業に毅然とした対応を呼びかけるメッセージを発してから、わずか3日。所属タレントのCM起用の見

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