自民党の野田聖子・前男女共同参画担当相が4日、超党派の女性議員らでつくる勉強会で、「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」などの、伝統的な価値観を重視する宗教団体が自民のジェンダー政策に一定の影響を与えた可能性があるという認識を示した。
野田氏は、国会内で開かれた「クオータ制実現に向けての勉強会」に出席。ジェンダー政策について、教団と自民の関係に話が及んだ。
ともに出席していた立憲民主党の辻元清美参院議員が「宗教右派が自民に相当影響を与えてきた」と発言すると、野田氏が「私自身は政策が違うのでわからなかった。こういう団体がいたから、こういう流れが自民の中に一部の人だけどあったんだな」と応じ、自民の政策に一定の影響を与えた可能性があるとの認識を示した。
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