杉田水脈政務官、旧統一教会との関わりを否定 「誰が定義するのか」
内閣改造で新しく総務政務官に就いた杉田水脈氏は15日の就任記者会見に臨んだ。「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」やその関係団体との関わりについて、「金銭的な支援や人的支援などを受けたことは一切ありません」と明言した。一方で、「関係団体であるかどうか、誰が定義するのか」とも述べ、政治家による調査自体が難しいという認識も示した。
会見では、杉田氏の過去の活動について、旧統一教会との関係を指摘し、認識を問う質問が出た。
杉田氏は2016年の米ニューヨークでの講演について「会場が旧統一教会と関係ある施設だとご指摘をいただいたが、どのような施設か当時は存じ上げず、どのような経緯で使用されたのか把握していない」などと述べた。
また、19年の熊本県内での講演について「現在も関係団体だったという事実は確認できていない。主催団体の役員の一人が旧統一教会の関係者だという指摘はいただいている」と説明。そのうえで、「その団体が関係団体であるかどうかは、逆に誰が定義をされるんですかね。役員の一人でも関係者がいたら関係団体になるのかどうかの定義がわかりませんので、これ以上のことは申し上げられないということです」と自身の考えを述べた。
杉田氏は16年に自身のツイ…
【初トクキャンペーン】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら
- 【視点】
定義の難しい問題を、時には覚悟して線引きする。それが政治家の仕事では?
…続きを読む