メーヤウの激辛カリー復活 新店長は45歳の中東研究者

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山尾有紀恵
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 東京都新宿区の激辛カレーの店「メーヤウ」。早稲田大学の新入生が一度は先輩に連れられて食べにいく名店として20年以上にわたって愛されたが、2017年、店長の体力的な問題や事業譲渡の失敗から、惜しまれながら閉店した。だが、熱烈なファンたちは諦めなかった。「あの味を復活させたい」。その一心で、早大OBらが復活プロジェクトを企画。300人以上から427万円の支援金が集まり、今月4日、ついに営業再開を果たした。

 新店長として、メーヤウの味の継承を託されたのは、中東専門家の高岡豊さん(45)。公益財団法人中東調査会の主席研究員としてメディアにもたびたび登場し、シリアや過激派組織イスラム国についての著作を発表してきたが、一ファンとして待ちわびたメーヤウの復活のために、今年3月に退職した。

 高岡さんが新潟から上京して…

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