Provence
2014年 07月 27日
バスクから、ピレネー山脈沿いにところどころ寄り道をしながら、南仏マルセイユにやってきました。
プロヴァンスの青い空と明るい太陽の下、あっという間に日に焼けました。
マルセイユというと、海、港、ブイヤベースといったイメージかも知れませんが、車で数時間行ったところは、もうアルプス。
今日は、そのちょっと手前にある山あいの小さな村々に、ドライブがてら訪れてみました。
ちょうどラベンダーの収穫の時期で、あちこちに点在するラベンダー農家の建屋のえんとつからは、どこも煙が上がり、あたり一面、ラベンダーの良い香りに包まれています。
近くには、ロクシタンの工場もありました。
小さな村で百年以上も続くシャルキュトリー(ハムやチーズ、デリなどを売るお店)。
海のイメージが強いプロヴァンスですが、山のものも充実しています。
私は普段、シェーブル(山羊乳のチーズ)は苦手につき手は出さないのですが、この村の特産だから、ぜひ食べてみるべしと言われ、恐る恐る口に入れてみましたが、私がイメージしていた山羊のものとは全く違い、何ともいえず、まろやかで、コクがあり、美味しかったです。
すだれのようにぶら下がっているのは、自家製サラミ。
早速購入してかじってみましたが、しっとりと柔らかく、旨味凝縮で、もう泣きそうになるくらい美味しかったです。
画像手前に、筒状の箱があるのが見えますか?
これは、サラミ用の筒箱。
「中身はポスターです」と言い張れば、これに入れて持ち帰れたかな?