Google検索アプライアンス（GSA）2019年に終了、サイト内検索で使ってる場合は注意！

今日は、サイト内検索の話題を。グーグルが、Google検索アプライアンス（Google Search Appliance、GSA）の提供を2019年に終了することを発表しています。サイト内検索でGSAを利用している場合は、移行先を探す必要があります。

「Google検索アプライアンスからの乗り換え先候補サービス」を記事の最後で紹介中！ （AD）

• 「MARS FINDER」らくらく乗り換えプラン
• 「probo（プロボ）」Google Search Applianceマイグレーションプラン

※Google検索アプライアンスではなくGoogle Site Searchの2018年終了に関する情報と、乗り換え先サービスの情報はこちらをご覧ください。

Google Search Applianceは2019年3月でサポート終了、ライセンス更新はすでに打ち切り

グーグルは、「Google検索アプライアンス（Google Search Appliance、GSA）」の提供を2019年で終了することを発表しています。

Google検索アプライアンスは、企業向けGoogle Enterprise Search製品群のハードウェア製品。企業内に導入する製品であるため、イントラネットや企業内ドキュメントなどをグーグルの検索技術で検索できることが特徴ですが、ECサイトの製品検索や、Webサイトのサイト内検索でも利用されています。

同じく企業向けGoogle Enterprise Search製品群のオンラインサービスである「Google Site Search」が2018年3月に終了することが2017年に発表されていましたが、アプライアンスのほうも続けて終了という流れですね。

グーグルの発表では、次のようなことが示されています。

• Google検索アプライアンスは、2019年にサービス提供を終了
• 新規ライセンスの販売はすでに終了
• いつ使えなくなるかは、現在の契約ライセンスによる
• 契約ライセンス終了までは、技術サポートやセキュリティ修正を提供

また、エンタープライズ検索の情報に強いSearch Technologiesは、GSA終了関連の情報を次のように伝えています。

• グーグルのサポート終了は2019年3月
• 既存ライセンスの更新は2017年内をもって終了だが、それ以降の更新をまったく受け付けないかは未定

Google検索アプライアンスはハードウェア製品ですが、契約ライセンスが終了すると動作しなくなるということ。つまり、「サポート終了だけど使い続ける」ことはできない模様。

つまり、Google検索アプライアンスを利用している場合は、ライセンスが有効な間に代替サービスに乗り換える必要があるということですね。

乗り換え先のサービスは？

Google検索アプライアンスからの移行先候補は、用途によって異なります。

• サイト内検索に使っている場合
• 社内データの検索に使っている場合

サイト内検索に使っている場合、Google Site Searchの終了時と同様に、新たなサイト内検索サービスを検討する必要があります。

こちらは、国内外でさまざまなサービスが提供されていますので、選択肢は豊富にあります。

社内データの検索に使っている場合、次のようなサービスが候補になるかと。

• ElasticsearchやSolrなどのエンタープライズ向け検索技術
• Azure、Amazon、SharePointなどの検索サービス

グーグルはGoogle Cloud Searchという検索サービスを提供しています。しかしこちらはG SuiteのBusinessやEnterpriseを契約しているユーザー向けにG Suite内の情報を検索できるようにするサービスです。そのためグーグルは「Google検索アプライアンスとは合致するニーズが異なる」として、将来にG Suite以外のデータを検索対象に含める可能性は残しつつも、他のサービスを検討するように推奨しています。

サイト内検索サービスの乗り換え先候補紹介 （AD）

「Google検索アプライアンス」の終了発表に伴い、各社が乗り換えプランを用意しています。その中から一部を紹介します。

• 「MARS FINDER」のプランでは短期間でかんたんに乗り換え可能なことを売りにしています。
• 「probo（プロボ）」の乗換プランでは、手軽でスムーズな移行をサポートしています。

マーズフラッグ「MARS FINDER」

ビジネスサーチテクノロジ「probo（プロボ）」