CSSで使える「カラーネーム」140色
文字や背景に色をつける際 カラーコード を利用しますが、誰もが当たり前に知っている色ならば進数ではなく色名で記すことができます。
例えば文字を 赤 にしたい時。
「あれ?赤のカラーコードってなんだっけ?」と迷わずとも以下のように書けば赤くなります。
<span style="color: red;">赤くしたい文字</span>
表を別ページに移動しました。
CSの色指定の基本は10進数と16進数
赤の10進数(Decimal デシマル) --- rgb(255, 0, 0)
赤の16進数(Hexadecimal ヘキサデシマル) --- #ff0000
赤のカラーネーム --- red
CSSの色コード指定の推奨は10進数です。
みなさんにより馴染みがあるのは16進数の方だと思います。
個人的にもカスタマイズをよくされる方へはなるべく10進数を用いると良いと思います。
推奨は10進数
明度調整が簡単
例えば上記のような青系の背景を持つ要素があったとします。
少し色味がキツいので淡くしたいが色のテイストは変更したくない、という場合。
rgbカラーの場合 rが赤、gが緑、bが青 を意味し、それぞれの配分で決まります。
0により近いと黒系に、255により近いと白系になります。
色の混ざり具合が微妙な色合いを決めていますので、この配分を動かさずに淡くするには3つの数値をそれぞれ 255 に近づけることで実現します。同数値をこの3つに足せば良いわけです。
それぞれ30を足してみます。
255がmax値なのでそれを超えないようにします。
サンプルとは反対に濃くしたい場合は255の逆の0に近づけます。
こうして簡単に色の 明度 を変更することができ、16進数よりも直感的な操作が可能です。
不透明度指定が簡単
透明度ではなく 不透明度 です。
色の透け具体を指定するには rgba() (rgba function)を用います。
rgbの10進数に a (alpha アルファ = 不透明度)が追加されたものです。
先程の明度調整とは異なり、この青い色は透けていますので、仮に後ろに背景画像などがあればそれがうっすらと見えることになります。
10進数ならば簡単に不透明度を追加することができます。16進数ではできません。
不透明を設定する際に opacity を利用することがあり、「背景透過」と説明されていることがありますが間違いです。
opacityはやはり 不透明度 指定です。
そして 背景だけでなく前景も透過します。
下の青いボックスには rgb(83, 104, 195) と書いてありますが、背景の青色はもとより前景のテキストまでも透過の影響を受けて薄くなり、結果読めなくなってるのがわかります。
直感で使える「カラーネーム」
webセーフカラー というのがありますが、こちらは OS間で差異なく表現できる240色 のことを指します。
それとは別でhtmlには 全ブラウザ間で差異なく表現できる140色 を規定しています。
その140色については カラーネームの使用が認められています。
まとめ
気に入った色はカラーネームを覚えておくとCSSですぐに適用できます。
良く利用する「black」「white」「gray」「red」... などなど。
カラーコードを探すよりも遥かに楽だと思いますので活用されると良いと思います。
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すごい
こんなにあるんですか。
普通にピンクとかオレンジとか私がすでに知っている色を表す言葉があるのです。
と言うより、日本語ってかなり英語に汚染されてるのでした。
で、知ってる色の英単語には便利ですね。
AntiqueWhite (アンティークホワイト) と云う色が、白とは言いながらかなり肌色っぽいのがおもしろい。
最近、AppleとWindowsとAdobeでは表示される色が随分違うと知らされたのです。
更に、Akira氏のテンプレで結構微妙な色を使っておられるのがあるのですが、私が持ってるAndroidではグレーにしか見えないとか。
なんか以前にセーフティカラーみたいなことをAkira氏が書かれていたのを思い出しました。
で、Androidでそれなりの色になる様に調整してみましたが、Android側の設定で基本の表示色が変えられることが判り愕然。
私がこういう色調で表現しようとしても、ユーザー側のハードやソフトの加減で全然違う風に再現されるのが普通なんですね。