イラク首相が発表「ザルカウイが殺害された」 BBC速報
BBCを見ていたら、イラクのマリキ首相が、アルカイダのリーダーの一人と言われるザルカウイが殺害された、と発表したと言う。バグダット近くの空からの攻撃で命を落としたようだ。
ザルカウイは、イラクのスンニ派の暴動・攻撃の中心人物といわれている。ヨルダン生まれのザルカイだが、これまでの人生に関しては諸説があり(少なくとも西欧メディア側からすればだが)、なぞが多い人物として描かれることが多い。今年初めには、ビデオテープが公開され、その中で、米国が「傲慢」と述べていたという。
BBC記者によると、殺害が本当であった場合、イラクで続く反乱攻撃を抑える、という意味で及び、まだ首相になってから日が浅いマリキ氏にとっても、重要な展開となる。
(追記)
この件に関して、何故殺したのか?という疑問が湧いていたら、ザルカウイの一味といわれるグループに人質となって殺された、ケン・ビグリーさんという英国人の弟(か兄)が、ザルカウイの家族のことを思うと、悲しい・・・というようなことをテレビで述べていて、やっぱりなあ、と思った。
殺さずに、裁判にかける手はなかったのか、と思う。
しかし、もちろん、懲罰的というか、見せしめと言う戦略的意味が十分にあって、米側はそうしたのだろうが。私が思うのはあまっちょろい考えに過ぎないのだろうが。