iPad、電子書籍閲読が本望?
ツイッター日本語で少し拾った感じでは、頭から誉めているものが多い感じがする。最初の立ち位置が「ほめる」、「すごい」という憧れ感。
でも、実際どうなのだろう?もちろん、手にしてみないと分からない。スティーブ・ジョブズが手に持ってプレゼンテーションをしているところを見ると、思ったよりずいぶん大きくて、驚いた。680グラムだというけれど、あれを持っていろいろどこかに行く時、結構重いんじゃないだろうか。ホームページが一気に読めるのはいいのだけれど(これに一番感心した)。普通、カバンとかを持たない男性だったら、持ち歩く時、入れ物が必要になるだろう。英語のネット記事を見ると、「マン・バッグ」(男性が持つバッグ)が必要になるという表記がちらほら出ている。持ちにくい感じであるのは確かだ。
そして、いったい誰が使うのか、誰のために役立つのか?と考える時、以下のチャンネル4のコラムニストが書くように、はた、と困ってしまう。
Apple iPad: what is it and who is it for?
http://www.channel4.com/news/articles/science_technology/apple+ipad+what+is+it+and+who+is+it+for/3518542
もちろん、新し物好きの人、アップルのファンはすぐ買うだろう。IT関係者、新製品について原稿を書く人とか。
しかし、実際のところ、上のコラムニストがいうように、短いメールやブログ+どこでもという意味ではアップルアイフォーンなど、スマートフォンがある。また、実際原稿を書くなどの場合は、小さいラップトップがある。なにしろ、アイパッドは大きなタッチスクリーンなのだ。「一体どんな時に使ったらいいのか」「これまでに自分が持っているスマートフォンや、ラップトップとどうやって組み合わせるのか」を自問するブロガーもいた。
私が考えるに(私だけではないが)、最終的には、新聞記事や書籍が読める、ということが大きな売りになるのだろう。すると、やっぱりアマゾン・キンドルとの競争だ。アイブック・ストアが充実すれば、アマゾンストアに対抗できるようになるまで成長するかどうか。どちらが一体、読みやすいのだろう?
映画・DVDなんかは、実際、見にくいだろうな。手に持ったままで見るわけにはいかないだろうから、どこかの壁に立てかけるとか、そんなことになるのだろう。
上のコラムによれば、アイパッドという名称は、富士通が持っているそうで、いずれ何らかの交渉がありそうだ。また、アップルは昔、ニュートンというアイパッドに似たものを出して失敗している。現在のアイパッドは次のバージョンではまたかなり変わりそうでもある。
・・・というわけで、期待大なのは書籍閲読である。