「東大卒記憶王」が教える20分のスゴイ勉強法 短い時間で区切って絶対ダラダラやらない
英単語や漢字、数学や科学の公式、歴史の年号や内容、資格試験の用語などを覚えることに苦手意識を持っている人におすすめの、効率よく覚えてパッと思い出せる勉強法があります。「記憶力が良かったらなぁ」と諦める前に、これから紹介する方法を一度試してみてください。
記憶に関する最新の研究論文や勉強・仕事・日常生活に効果的な記憶法などを100Tipsに厳選して紹介した、東大卒記憶力日本チャンピオン・青木健さんの著書『東大式 記憶力超大全』より一部抜粋・再構成してお届けします。
試験範囲と「覚える総量」を知る
みなさんは試験に向けて用語や単語などを記憶するとき、いきなり暗記から入っていませんか? 実は記憶力を競う「メモリースポーツ」のプレイヤーで記憶のプロフェッショナルであるメモリーアスリートは、いきなり暗記を始めることはありません。ゴールである状態を見てから、そこまで到達するプロセス(過程)を考えます。
イメージしづらい人は「海外に旅行するとき」を考えてみましょう。 まずは第一のゴールである、目的地のホテルにチェックインすることを考えます。
次にホテルへ着くための過程を考えます。自宅から空港までのルートはどうするか。空港まで電車で行く場合は、乗り換え方法なども下調べする必要がありますね。空港に着いたらどこで搭乗手続きをするのか、無事飛行機に乗れたとして、降りたあとは海外でどのようにして宿泊するホテルに向かうのかなど、綿密に計画すると思います。
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