いつも困っている

家事と育児(三人姉妹で二人は双子)に対峙する男の日々

双子に困る!<4>(双子篇)<双子乳児の世話をする>

双子に困る!<3>(双子篇)の続きです。 双子出産は無事に終わった。アメリカの病院での出産ということもあり、何かあったら英語で対処しなければならないと思っていた僕は、まず無事に出産が済んでほっとしていた。三女にチアノーゼが出ていて、この単語…

双子に困る!<3>(双子篇)<双子の出産と三女の退院>

双子に困る!<2>(双子篇)の続きです。 妻の妊娠中に長女の発達が非定型だということで、早期介入プログラムや検診や診察に行くようになった。そこで、長女は自閉症だと診断された。自閉症と診断されたからといって何が変わるというわけでもないけれど、…

双子に困る!<2>(双子篇)<双子の妊娠と出産>

双子に困る!<1>(双子篇)の続きです。 ちょっとネガティブに聞こえてしまうかもしれないけれど、双子は双子を産もうと思って産めるものではない。双子が欲しいという人もいるだろうけれど、双子だと分かってショックを受ける人も少なからずいる。僕らの…

双子に困る!<1>(双子篇)<まさかの双子、どうしよう>

「そろそろ次女と三女の話もしよう」(次女三女の妊娠から三ヶ月まで) 我が家には自閉症の長女と、双子の次女三女がいる。三人姉妹だ。歳の差は2歳。長女の話は主に自閉症児篇で書いているので、この双子篇では双子である次女三女について書こうと思う。 僕…

自問に困る!<7>(自閉症児編)<できる世界とできない世界>

自問に困る!<6>(自閉症児編)の続きです。 長女が軽度知的障害と診断されることの原因として言語認識能力が低いというのがある。実際に、言語認識のIQはグレーゾーンよりも低く、軽度知的障害と認定される数値が出ている。そのため、「普通」の中では「…

自問に困る!<6>(自閉症児編)<長女の成長は長女の社会参加なのかもしれない>

自問に困る!<5>(自閉症児編)の続きになります。 クラスのお友達みんなができることができなかった長女は、以前のように「どうせ、長女ちゃんはできないし」と諦めることなく、練習してできるようになった。「なんでもできる」と喜びながら、今度は、「…

自問に困る!<5>(自閉症児編)<長女の自問>

自問に困る!<4>(自閉症児編)の続きです。 「どうせ、長女ちゃんはできないし」が口癖になっていた長女が、小学校に上がると、今度は「なんでもできる」という気持ちになった。保育園で仲の良かったお友達と離れ離れになったからなのか、それとも、小学…

自問に困る!<4>(自閉症児編)<なんでもできるへの変化>

自問に困る!<3>(自閉症児編)の続きです。 転入先の保育園での長女は、「普通」の子として接せられていた。それが原因かどうかは分からないが、長女は軽度知的障害や自閉症の子どもというよりも、「ちょっとできない子」という感じで過ごしていたようだ…

自問に困る!<3>(自閉症児編)<どうせ、できないし、、、>

自問に困る!<2>(自閉症児編)の続きです。 長女が保育園の年長さんになった。年少、年中と長女の障害を理解してくれた保育園(この保育園も年少の頃にとても揉めて、名古屋市からの指導もあって軽度知的障害に対する理解を持ってくれるようになった)か…

自問に困る!<2>(自閉症児編)<軽度知的障害は普通に見える>

自問に困る!<1>(自閉症児編)の続きになります。 長女の障害は自閉症と軽度知的障害だ。成長するにつれて、長女を軽度知的障害と診断した理由でもある言語認識能力も徐々に成長していた。そのため、ほぼ発語がなく、癇癪を起こし、泣き叫んでいた頃に比…

自問に困る!<1>(自閉症児編)<言語認識能力の低さから起こること>

「長女の成長と自問」(長女6歳10ヶ月) 困ったことがあった。 長女は軽度知的障害と自閉症という診断が出ている。軽度知的障害に関しては、言語認識が基準を下回っているため軽度知的障害と診断された。言語認識が低いということはどういうことかというと、…

お泊まり客に困る!<5>(ボストン篇)<育児中の家に泊まってはならない>

お泊まり客に困る!<5>(ボストン篇)の続きです。 育児中、とくに乳幼児の育児をしている家に泊まりに行くことは慎むべきだと僕は思っている。育児で寂しくなっていて誰かに泊まりに来て欲しいという人もいるかもしれないが、そういう泊まりに来て欲しい…

お泊まり客に困る!<4>(ボストン篇)<人助けと宿泊客>

お泊まり客に困る!<3>(ボストン篇)の続きです。 育児中の家庭に泊まるというのは、なかなか難しいことだ。たまに、「受験生のいる家には泊まれない」みたいな話を聞くこともあるけれど、乳幼児のいる家も泊まるのは難しいと思う。子供のいる家庭でも、…

お泊まり客に困る!<3>(ボストン篇)<子供のいる家庭に泊まるということ>

お泊まり客に困る!<2>(ボストン篇)の続きです。 妻の友人が泊まりにきた。10日以上泊まっていた。長女はそのとき1歳を超えていて、乳児の頃よりは眠るようにもなってきたし、夜泣きや癇癪は相変わらずあったけれど、乳児の頃よりはまだマシなってきた。…

お泊まり客に困る!<2>(ボストン篇)<育児中の泊まり客>

お泊まり客に困る!<1>(ボストン篇)の続きになります。 僕は普段から困っている人がいたら助けたいと思っているタイプだ。駅などで重い荷物を持った人が階段などで困っているときに手伝ってみたり、倒れている人に声を掛けたりしてしまう。まあ、自分が…

お泊まり客に困る!<1>(ボストン篇)<乳幼児の育児をしている家庭に泊まってはいけない>

「助け合いは必要だと思うし、助けたいけれども」(長女1歳7ヶ月) 困ったことがあった。 僕は昔から人が自分の家に泊まることに抵抗がない方だ。多少神経質でもあるので、汚くされたりするのはイヤだけれども、人が泊まれば多少は汚くなることは承知の上と…

2年点検に困る!<5>(新築篇)<2年点検と後日の工事>

2年点検に困る!<4>(新築篇)の続きです。 リハウスやらメンテナンスやら有償無償などの何度聞いたか分からないながらも、何度聞いてもすぐに忘れてしまう話を聞いていた。家のことはややこしい。普段、住んでいる家のことなのに、家についてのこととな…

2年点検に困る!<4>(新築篇)<三井ホームの60年保証>

2年点検に困る!<3>(新築篇)の続きになります。 僕が三井ホームを選んだ理由の一つに、サポート体制の評判がいいというのがあった。家を建てたあとに何かあったときにどんな対応をしてくれるのか、というのがサポートだと考えている。その中には点検を…

2年点検に困る!<3>(新築篇)<家のサポートとメンテナンス>

2年点検に困る!<2>(新築篇)の続きです。 些細なことが気になり、些細なことで困るのが僕だ。なんて小さな人間かと自分でも思う。一層、そんな小ささの方を気にして、滝行でもして何も気にならない人間になった方がいいのではないかとも思うけれども、…

2年点検に困る!<2>(新築篇)<六ヶ月点検では直っていなかったのに...>

2年点検に困る!<1>(新築篇)の続きです。 僕は些細なことが気になるタイプだ。気になって気になって夜も眠れない、ということはあまりないけれども、ちょっと気になると何度も気にしてしまう。保育園のお迎えのときに、送迎確認用のタブレットの前で立…

2年点検に困る!<1>(新築篇)<一年半の2年点検>

「2年点検と補償の話」 困ったことがあった。 我が家が出来てからまだ2年経ってはいない。けれども、三井ホームさんから2年点検の連絡があった。2年点検の連絡はハガキで来る。到着したハガキを見ながら、ちょっとバタバタと忙しい時期だったということ…

早退に困る!<5>(主夫篇)<休日と早退の日々>

早退に困る!<4>(主夫篇)の続きになります。 夏休みが明けてから、休日とイベントが多いと疲れながらも、家事と育児と仕事を粛々とこなして、合間を縫って出張に行った。そんなときに限って、三姉妹は病気になる。何かに感染してくる。次女と三女は僕の…

早退に困る!<4>(主夫篇)<家事と育児と仕事と触れ合いと>

早退に困る!<3>(主夫篇)の続きです。 長女が小学校に入学してから、僕の家事と仕事のバランスも少し変えなければならなくなってきた。長女の成長とともに以前のように世話に手がかかることが減ったのはとても助かっている。夜驚症も癇癪もチックもおさ…

早退に困る!<3>(主夫篇)<子供と触れ合う時間が増えたけれども>

早退に困る!<2>(主夫篇)の続きです。 長女が小学校に入ってから、子どもと触れ合う時間が増えた。小学校は保育園よりも早く帰ってくるからだ。学童や療育などに毎日通えるのであれば、このような変化はあまりなかったと思うけれど、障害児の長女に学童…

早退に困る!<2>(主夫篇)<連休が多すぎる気がする>

早退に困る!<1>(主夫篇)の続きです。 家事育児と仕事の両立は難しい。我が家の場合は、妻が忙しいというのもあって、日常的な家事育児の多くを僕がやっている。僕は僕で、多少神経質なところがあるので、台所からランドリースペースまでガチャガチャに…

早退に困る!<1>(主夫篇)<仕事と育児と家事のバランスは難しい>

「連休と早退に疲れてしまう」 困ったことがあった。 長女が小学校に入学するとともに、僕の生活も変化しなければならないことは分かっていた。昨年までは、三姉妹三園別園というハードな日々もあったけれども、それでも、保育園ということで僕の仕事をする…

進級に困る!<6>(自閉症児篇)<長女を取り囲む人たちとの信頼関係が大事>

進級に困る!<5>(自閉症児篇)の続きになります。 長女は来年も情緒級に通うことになった。小学校では勉強を含めた学校生活の支援や配慮を情緒級で行ってもらえる。長女が前向きに取り組めるように、そして小学生として求められる学力や行動、運動などの…

進級に困る!<5>(自閉症児篇)<長女は来年も情緒級に通う>

進級に困る!<4>(自閉症児篇)の続きです。 小学校の情緒級の担任の先生から、来年は情緒級に移ることも可能という提案を受けたが、この提案は、長女の状態などから導き出した見解ではなく、保護者の意向を確認するということだったようだ。僕らとしても…

進級に困る!<4>(自閉症児篇)<情緒級と療育と自発管>

進級に困る!<3>(自閉症児篇)の続きになります。 長女が通う小学校の情緒級の担任の先生から、「2年生に進級するときには通常級に進級しますか?」と提案された。話を聞いてみると、この提案は、長女の成長などから導き出されたものではなく、通常級を…

進級に困る!<3>(自閉症児篇)<情緒級から通常級という選択肢>

進級に困る!<2>(自閉症児篇)の続きになります。 長女はこのところとても成長している。勉強面の成長というよりも、精神面の成長とでも言うのか、以前よりも前向きに何事にも取り組むようになっている。これまでも長女が急に成長するようなことはあった…