この流れを変えるために、まず風の搭が建設された。ムーンブルクに吹き込む寒気を東に曲げ、東の海へ逃がす気候操作を司るのが風の搭である。 #地形で解くドラクエ2
2016-03-12 19:03:03もうひとつ、ムーンブルクに対して行われた気候操作がある。ルプガナへ続く砂漠の間を細い水路が阻んでおり、ほこらの地下通路を通って対岸へ渡ったことをご記憶だろうか。 #地形で解くドラクエ2
2016-03-12 19:05:35水路の南には広大な水面が広がり、ロンダルキアを囲む山地の北部とムーンブルク南部を隔てていた。不自然な地形である。 #地形で解くドラクエ2
2016-03-12 19:09:44実はムーンブルク南の水面は低地であったのではないか。ほこら近辺にあった地橋を切り崩し、黒海のような閉鎖型の水面を作り出したのだ。 #地形で解くドラクエ2
2016-03-12 19:11:50風の搭方向に曲げきれなかったロンダルキアの寒気の一部分は、水面を通過するさいに温められ水気を含んでムーンブルクに到達し、降水をもたらす。 #地形で解くドラクエ2
2016-03-12 19:14:34地橋を開削するために、アリアハンの「まほうのたま」の技術が活用されたであろうことは想像にかたくない。 #地形で解くドラクエ2
2016-03-12 19:25:27ねじまげたロンダルキアの寒気流を使って、ムーンブルクの兵士が風の搭から風船おじさんしてローレシアに渡っていた、なんてのはどうか #地形で解くドラクエ2
2016-03-12 19:41:424時方向、ペルポイ方向にも流れたロンダルキア寒気団に対して、ペルポイ住民は町ごと地下でぬくぬくすることを選んだ説 #地形で解くドラクエ2
2016-03-12 19:47:32満月の搭のある島自体も月の石をたくさん含んでいて、テパ周辺の川は常にポロロッカ状態なのではないか。川筋の森はマングローブで #地形で解くドラクエ2
2016-03-12 19:57:50ロンダルキアの洞窟の途中階で落とし穴が頻発するフロアがあるのはそこだけとてももろい地層であるということではないか。凝灰岩のフロアが? #地形で解くドラクエ2
2016-03-12 20:01:48
網野善彦「ザハンは海村で貧しい村と思われていましたが、巨大な不可侵域をもつ神殿様の施設はとても貧しい村の持てるものではありません。そしてきんのかぎ、これはペルポイとの交易信牌、朱印状であったと考えられます」 #網野史観で解くドラクエ2
2016-03-13 08:36:07網野史観
中世日本を専門とした歴史学者、網野善彦の学説を言う。
従来の歴史が定住農耕民中心の記述に偏っているのに対して、それに隠れた様々な漂泊民の世界があることを主張した。
例えば従来当然とされた「百姓=農民」という図式に疑問を抱き、正統的な史料以外の根拠を積極的に求め、「水呑百姓」という肩書きの下に、単に農業に従事していない商人や職人などの非農業従事者が含まれていた事例などを発掘している。
網野善彦「勇者と王権は相性のよいものではありませんでした。近年の研究ではロトの出自はアレフガルドにはなく、天孫族とされています。ラルス16世の時代に竜王を倒し、娘であるローラひめをめとるまで、王権との血縁はない」 #網野史観で解くドラクエ2
2016-03-13 08:45:53網野善彦「近年発見された、アレフガルド到達以前のロト伝承に、ロトの仲間であった商人がおり、アレフガルドに来る前にロトはその商人と別れ、商人は自分の名を冠した町をつくった、というものがあります」 #網野史観で解くドラクエ2
2016-03-13 08:52:24網野善彦「商人の修業にある「鍋蓋うり」に近い儀礼をロト本人も通過したことがわかっています。最低限の資金と装備から魔王を倒す旅をはじめるのです。ラルス16世の時代にもこの儀礼は生きていました。ローレシアの王子もこの儀礼の例外ではありませんでした」 #網野史観で解くドラクエ2
2016-03-13 09:06:02網野善彦「アレフガルド到達以前のロト伝承に、「とうぞくのかぎ」を使い閉ざされた故地からでるためのアイテムを手に入れた、というものがあります。盗賊のラゴスがすいもんのかぎをもっていた、という事実と対応するのではないでしょうか」 #網野史観で解くドラクエ2
2016-03-13 09:17:45