昨日、とある配信でモチベーションの話しになったので、「モチベを維持しようとするな」というコツについてだらだら記載しようと思う。
2015-11-12 20:40:47まず、「やる気のあるときは燃えるけど、それ以外のときは全然できない」という悩み(?)。これは当たり前といえば当たり前で、やる気があるときは誰でもできる。問題は、「だから、やる気を維持しなければならない」という方向にどういうわけか考えてしまうことだ。
2015-11-12 20:43:38一日10時間勉強している奴はさぞかしやる気がある人間…なのだろうか。この際はっきり言うが、答えはノーだ。やる気をずっと維持することなど不可能だ。
2015-11-12 20:47:40やる気があろうがなかろうが、やる。その場に体を持っていく。鉛筆を持つ。問題集を開く。それだけでいい。やる気を出そうとしなくていい。「内心はあるがままに、行動は目的本位に」というのを良く言うのだけど、これはつまりそういうことだ。
2015-11-12 20:49:59メントレの本を100冊以上は読んだと思うが、この原理自体は色んな言い方で、色んな説明のしかたで死ぬほどなされている。(が、たまに忘れてしまうのだけど…)なのに、実践する人はごくごくわずかという中々面白い原理だ。
2015-11-12 20:51:25やる気というのは本当に水物で、自分で「最近やる気あるな!」と感じるときでさえ、一日の半分以上は「勉強したくねぇよぉおおあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」とか思っているものなのだ。1日10時間以上勉強を続けた時期もそうだった。
2015-11-12 20:53:29「やる気を増やす!」という方向性で考えていると、いつまでたってもすぐに息切れするだろう。…とはいえ、実はそれ自体はそこまで癌ではないのだ
2015-11-12 20:55:37その実に不味い点は、「やる気を出しつづける方法」という、存在し得ない方法を探しているのに「その真理にたどり着けない原因は俺がクズだからじゃないだろうか」と考えてしまう部分にある。簡単に言えば、自己嫌悪に陥る。これが曲者である。
2015-11-12 20:57:24自己嫌悪や自信というものは不思議なもので、上っ面の励ましをかけたりしても、心の奥底で納得していないと劣等感のようなものは払拭できないのだ。(なお、心の奥底で納得できている事柄は簡単に肥大化する)
2015-11-12 20:58:55先の例で言えば、「やる気至上主義者」から僕はよく「やる気あるなぁ」などと言われたことがある。その人たちの中では、そうだったのかもしれない。が、言わせて貰えばやる気なんてかわんねぇよと思っていた。が、それを言い出すと相手が自虐信念をぶちまけてきてめんどくさいので議論などしなかった。
2015-11-12 21:00:53重要なのはここだ。やる気、もっと言えば内面的なポジティブさを放棄すれば、やる気が出ないこと、自分が本質的に怠惰であること、夢が偽りかもしれないと感じることなどの精神的マイナス面に一切負い目を感じなくなる。
2015-11-12 21:03:31勉強でも練習でも、それをやっていく上で最も警戒すべきは失敗や敗北そのものでなく「劣等感」「敗北感」「絶望感」である。だがそれは薄っぺらい「前向きに考えよう!」などという言葉のみで払拭することは恐らく出来ない。うすうす気づいてしまうのだ。
2015-11-12 21:07:40やる気が無い、日課をサボった、誘惑に負けた。こういうとき「ああ、これは好ましいことではないけど、あって当たり前のことなんだな」と心の底から納得していることが大切で、言葉だけで逃げようとすると追い詰められる。
2015-11-12 21:09:12まず、自分のクズさに嫌気がささなくなる。気楽だ。いや、気楽じゃなくても作業する。内心はもうほんと、どうでもいい。やる気が偶然あっても、サボりてぇとおもっても、とにかく、やる。(どうやって?と言う議論は後述)これが1日10時間とか作業するコツだ。
2015-11-12 21:12:24当然、大体とてもツラい。正直なきそうになるし、最初の頃は他の人が遊びまくっているのをみて気が狂いそうになる。だが、気が狂ってもいいのだ。内心など捨てるのだから。
2015-11-12 21:13:14たまには気分がノリノリになるときもあるが。で、なんやかんやで10時間勉強とかをやりはじめて、数週間後に振り返ってみる。感動するハズだ。今までは絶対出来なかった作業をやりまくっているのだから。たまにサボる日もそりゃあるだろうが。
2015-11-12 21:15:55ここまでできたらしめたもので、「自信を持とう!」などと上っ面で言い聞かせていた時では絶対に到達できない境地に、凡骨である自分が立っているという実感がじわじわ沸いてくる。心の底から納得できる自信というのがつきはじめる。
2015-11-12 21:18:02繰り返すが、こういう境地になってもツラいものはツラい。めっちゃツラい。毎日サボりたくなる。ウソのように楽しくなったりしない。そこは欲張るな。だが結果を見れば、辛くとも目の前の課題に辛抱強く取り組み、確たる地盤を踏み固めていくという、ある種理想的な日常を手に入れていることに気づく。
2015-11-12 21:20:42そこで振り返ったときの「なかなかいいじゃないか」という、当たり前だが量に裏打ちされた過程に妙な感動すら覚える。その経験が更に行動を強化する。多分このときは脳内麻薬がドロッピュ出ているのだろう。
2015-11-12 21:22:52まず、納得できる量の作業こなしているということ。この前提がなくては「成功イメージ」も「自己許容」も「アメとムチ」も、全く役に立たない。反発があるとは思うが、あえて断言する。傷をナメるだけの痛み止めにしかなりゃしないのだ。
2015-11-12 21:31:01ちなみに、やる気の無いときに作業をするように自分を調教している時期に偶然やる気が出たときのブーストは異常で、まさに寝食を忘れて作業に没頭することもある。
2015-11-12 21:35:22【R-18アカウント】蓬莱人という設定でやらせてもらってます。※ただし普通に死ぬ。東方年中無休。最近ワールドトリガーにはまってます。