滅私奉公的な「忠義」の発生について
最初はとあるRTから
厨二のころに「俺に意思はいらない。主のためのただ一本の剣であれればそれでいい」みたいなキャラクターに憧れてたA君が、社畜歯車として感情を摩耗させつつあるらしいので夢を叶えていてすごいなと思いました
2014-02-09 22:28:59RT先、思わず笑ったのですが、こういう塩梅に、中二ワードを「要するにそれって滅私奉公だよね。サビ残休出オールOKみたいな」と言い換えるのは実も蓋もなくて愉快で砂。
2014-02-15 19:09:35滅私奉公的な「忠義」の発生について
そういや、こういう滅私奉公的な忠義を美徳とするのっていつ頃から広まり始めたんでしょうか喃。近世でも「主の言う事にとにかく従う」みたいなタイプの忠義って、むしろやったらアカンやつ的扱いだったような。葉隠でも「奉公の至極の忠節は、主に諫言して、国家治むる事也」と言ってる訳ですし。
2014-02-15 19:17:06まあ、そもそもそんな大層な忠義自体、そう誰も彼も持ってた訳ではないから、美徳として讃えられてた訳で、そこですらアカン扱いされてるのって、そりゃお話になってないってことでしょうし喃。
2014-02-15 19:22:16近代以前だと、武士にとって最優先される徳目って「面目」ですし喃。「武士は忠義が第一」って基本的にお題目の類ですし。「忠義のために面目を失うくらいなら家を出る」とか結構ありふれた話ですし。
2014-02-15 19:32:29「いいからとにかく上に従え。文句言うな」ってのは、裏を返せば、下が理屈で上を批判するから、ってのもあるのかもですねー。無条件服従前提でないと、従ってくれないと。 @Izumi_asato 終身雇用制あたりじゃないですかね。
2014-02-15 19:26:02まあ、その頃か、下手すりゃ戦前ちょい前くらいとかかもで砂。@1059kanri ぶっちゃけ倫理として確立されたのは明治からですよねw
2014-02-15 19:23:29古代や中世を振り返って見ると、「え?天皇への忠誠で滅私奉公?何それ?ギャグ?」という印象が。 @1059kanri でしょうね。あの「滅私奉公」というのは殿様ではなく天皇への忠誠ですから。
2014-02-15 19:27:57なんぞあるのかしらんと思ったら、こんな人もいるんで砂。大伴部博麻:http://t.co/qq9hYMGLgI これはえらい。 @Izumi_asato 大伴氏「おうそれオモロイな。もう一回言ってみぃ」
2014-02-15 19:38:13大衆というか、被支配層の知識と権利意識の拡大と合わせての話なのかもで砂。 @delete_masinCT 近代明治以後の教育とも関与してきそうな問題かも?
2014-02-15 19:39:36@k_hisane あのう、変なことを申し上げてたらごめんなさい。江戸期からの商人の丁稚奉公というのは源流として考えられませんでしょうか。
2014-02-15 19:40:18あー、「奉公」って言うと、そっちもありま砂。元の話が中二ワード的な忠義の話だったので考えから抜けてましたけど。 @ab9654sd 江戸期からの商人の丁稚奉公というのは源流として考えられませんでしょうか。
2014-02-15 19:42:19あれは基本的にはギブアンドテイクだから、滅私奉公的な文脈で語るのは無理があるような。 @delete_masinCT 鎌倉武士団(御家人)のーー御恩と奉公ーーとの関係は、また別物でせうか。
2014-02-15 19:57:23