海外から帰国すると住所がないので家も借りれず銀行口座も作れない…苦労している事例がXで話題に

これはちょっと大変そう
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海外暮らしをしていた人が日本に帰国したが、住所がないために家を借りたり銀行口座を開設したりといった生活基盤を作るのに苦労しているという話がX(Twitter)で話題になっている。

この話はあるXユーザーが、デンマークで10年ほど暮らしていた友人から聞いたとして投稿。友人は帰国して、家を借りたり、銀行口座の開設、携帯電話の契約、免許証の再発行などといった生活基盤を作る手続きにおいて、住所がない=住民票がないということで難航しており、投稿者は「母国でこれって気持ち的にキツいよな」とつぶやいている。

件の友人はすでにご両親を亡くしているため日本で頼れる家族や親戚がいないそう。また、お子さんの学校の関係で地元ではないところに住居を構える必要があるが、地元の友達などもいないため、実家等は頼れないという事情を持っている。

また、「住民基本台帳法」という法律では海外に1年以上住む場合、住民票を除票することになっている。そのため、この友人は住民票がないという状況にあるようだ。

海外からの帰国経験があるXユーザーたちからは「私も帰国直後にこのパターンにはまった」「住民票や納税証明がないので、それまでは民泊住まいで準備するという感じです」という証言があり、やはり住民票がないことで難儀していたようだ。

その他のXユーザーからは、住所を確保するために「マンスリー/ウィークリーマンションを借りて住民登録してみては」「ゲストハウスや民泊などは利用できないのか」といった案が出された。ただし、とあるXユーザーによると「マンスリーマンション等では住民票の登録ができない場合がある」そうで「頼れる実家があればそこで住民票登録することをお勧めします」と述べている。

元の投稿者は友人の苦労話を聞き「頼れる家族や親戚、友達がいるというのはとてもありがたいことなんだな」と思ったそう。

海外に移住を予定している人は帰国する際の問題点として把握しておきたい話だ。

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トゥギャッターオリジナル記事編集部

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