都道府県別公認会計士数

厚生労働書の審議会資料より公認会計士数の都道府県別ランキング。

全国の公認会計士は28,293人で、人口10万人あたり22.26人。最も会計士が多いのは東京都で118.30人。これは全国平均の5倍以上で2位大阪府とくらべても3倍以上。偏差値も113.57と高く、東京都には飛び抜けて会計士が多い。2位は大阪府で35.91人。3位以下は京都府、愛知県、神奈川県と都市部が続いている。

一方、公認会計士が最も少ないのは青森県で人口10万人あたり1.91人。これに秋田県、長崎県、高知県、鳥取県と続いており、地方で公認会計士が少ない。

分布地図を見ても東京が真っ赤でその他は似たような色合いになっており、東京だけが突出している状況が分かる。

相関では上場企業数と正の相関がとても高く、ほぼ正比例の関係となっている。上場企業と会計士は切っても切れない関係であり、上場企業の数だけ公認会計士がいると言っていいだろう。ちなみに上場企業数3,564社で会計士の人数を割ると7.93となり、上場企業一社につき8人の会計士が存在する計算になる。