都道府県別介護福祉士数

社会福祉振興・試験センターより介護福祉士数。ここでは社会福祉振興・試験センターに登録されている介護福祉士数を比較している。介護福祉士は同センターへの登録が義務づけられており、登録者数=人数を考えていいだろう。

【三福祉士】社会福祉士、精神保健福祉士、介護福祉士 | ケアマネ全書

• 社会福祉士
  身体や精神、経済的な不安や負担のある人に対して、日常生活の援助や問題解決を行ったりします。
• 精神保健福祉士
  精神障害者の援助を仕事とし、会社復帰促進施設や保健所、精神障害者福祉施設、精神保健福祉センターなどで相談・援助を行っています。
• 介護福祉士
  身体や精神的な障害を持っている人に対し、その人の障害レベルや状況に応じた身体援助などの介護を行います。

全国の介護福祉士は1,408,507人で、人口10万人あたり1,108.10人。介護福祉士が最も多いのは島根県で1,772.29人。これは人口100人あたり1.77人の介護福祉士がいる計算になる。2位は鳥取県で1,732.94人。3位以下は秋田県、青森県、高知県の順。

一方、介護福祉士が最も少ないのは東京都で、人口10万人あたり756.11人。これに愛知県、千葉県、埼玉県、神奈川県と続いており、都市部で介護福祉士が少ない。

分布地図を見ると介護福祉士は三大都市圏とその周辺で少なく地方に多い。

相関ランキングでは65歳以上人口(高齢者数)と正の相関があり、人口増減率や生産年齢人口と負の相関があることから、人口が減り、高齢者が多く、働き盛りが少ないところに介護福祉士が多い。高齢者向けの活動が多い介護福祉士らしい相関だ。