都道府県別貝漁獲量

農林水産省の海面漁業生産統計調査から貝漁獲量ランキング。ここでは海及び湖沼での養殖を含む河川漁獲量を合計して比較している。このため一部の内陸県で漁獲量が計上されている。なお、内陸県のうち、山梨県と滋賀県は漁獲量が非公開となっているため便宜上0としている。

各都道府県の区分けは漁業経営体の所在地に基づいている。つまり東京都の漁業経営体が大阪の港で水揚げした場合、東京都の漁獲量にカウントされることになる。

貝漁獲量は757,610トンで、漁業就業人口1人あたり3.87トン。1人あたり漁獲量が最も多いのは広島県で25.12トン。2位は北海道で15.55トン。3位以下は岡山県、青森県、愛知県と続いている。

総量ベースで見ると漁獲量1位は北海道で476,565トンと全国の63%を占めている。2位は広島県で106,455トン。3位以下は青森県、愛知県、岡山県と続いている。

個別に見ると北海道は47.7万トンのうち、天然ホタテ貝が34.8万トンと7割以上を占めている。広島県・岡山県は漁獲量のほぼ全量が養殖カキで、ホタテ貝の北海道、カキの広島県となっている。