震災さなかの選挙
政権交代後初の、そして大震災後間もない中で統一地方選が行われた。全国的には民主の敗北らしい。自民の議席はおおむね安定、みんなの党や地域政党の躍進が伝えられた。
自分の住む地域を見てみると、大震災を受けて具体的な政策を打ち出すわけでもなく、選挙カーを自粛するのしないの、ほとんどの有権者にどうでもいいところで小競り合いをして終わってしまった。震災、原発、計画停電と立て続けに生活が脅かされ、候補者のほうも練り直せなかったのかもしれないが、だいたいが抽象的な訴えで残念だった。結果、投票率はかなり下がってしまった。選挙を延期すべきだったとは思わないが、この投票率は報道する側も重く受け止めなければいけない。 こちらは全国で言われているほど民主敗北という感じはない。組織のバックボーンがある新人候補が大量に票を集めた一方で、自民現職が「最近の評判」「首長選のしこり」といった理由で落選している。地方はまだまだ政党・政策より利害や地縁、好き嫌いということか。 ひとつ、今回の選挙が意味を持つとすれば…自粛問題の総括から展開する、ネット解禁を含めた選挙運動の議論の高まりだろう。
by fugaku38
| 2011-04-11 01:54
| 報道
|
カテゴリ
以前の記事
2011年 04月
2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 10月 2005年 09月 2005年 08月 2005年 07月 2005年 06月 2005年 05月 2005年 04月 2005年 03月 2005年 02月 お気に入りブログ
あざらしサラダ (愛知県...
ネットは新聞を殺すのかblog ◆木偶の妄言◆ 高遠菜穂子のイラク・ホー... 猫手企画@新聞屋 音楽鑑賞的通勤電車 ブログ時評 ニュースの現場で考えること 5号館を出て ジャーナリスト・トレーニ... ニュース・ワーカー 孫日記~遥かなる和へ よくみる
最新のトラックバック
ライフログ
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ファン申請 |
||