考える猫 http://thinkincat.exblog.jp 地方紙記者のお気楽なブログ。趣味の話題もぼちぼち ja fugaku38 2011 Mon, 11 Apr 2011 01:54:45 +0900 2011-04-11T01:54:45+09:00 hourly 1 2013-06-01T12:00:00+00:00 考える猫 https://pds.exblog.jp/logo/1/200502/28/05/c006890520100922080122.jpg http://thinkincat.exblog.jp 80 142 地方紙記者のお気楽なブログ。趣味の話題もぼちぼち 震災さなかの選挙 http://thinkincat.exblog.jp/16173488/ http://thinkincat.exblog.jp/16173488/ <![CDATA[政権交代後初の、そして大震災後間もない中で統一地方選が行われた。全国的には民主の敗北らしい。自民の議席はおおむね安定、みんなの党や地域政党の躍進が伝えられた。

自分の住む地域を見てみると、大震災を受けて具体的な政策を打ち出すわけでもなく、選挙カーを自粛するのしないの、ほとんどの有権者にどうでもいいところで小競り合いをして終わってしまった。震災、原発、計画停電と立て続けに生活が脅かされ、候補者のほうも練り直せなかったのかもしれないが、だいたいが抽象的な訴えで残念だった。結果、投票率はかなり下がってしまった。選挙を延期すべきだったとは思わないが、この投票率は報道する側も重く受け止めなければいけない。

こちらは全国で言われているほど民主敗北という感じはない。組織のバックボーンがある新人候補が大量に票を集めた一方で、自民現職が「最近の評判」「首長選のしこり」といった理由で落選している。地方はまだまだ政党・政策より利害や地縁、好き嫌いということか。

ひとつ、今回の選挙が意味を持つとすれば…自粛問題の総括から展開する、ネット解禁を含めた選挙運動の議論の高まりだろう。

]]>
報道 fugaku38 Mon, 11 Apr 2011 01:54:45 +0900 2011-04-11T01:54:45+09:00
震災で見えてきたもの③面立ての皮肉 http://thinkincat.exblog.jp/16150465/ http://thinkincat.exblog.jp/16150465/ <![CDATA[これまで、「普通」の災害の取材はこんな流れだった。こちらの新聞社の場合。

発生→被害現場の雑感、おどろおどろしい写真、被害者が亡くなれば人となり、不安を募らせる住民、行政発の情報まとめ→何日かこの繰り返し、行政の対策→復旧に向けた動き、このあたりから家族の絆などを伝えるちょっと泣ける記事が増える→発生から●週間、●カ月→風化を防ぐ動き

これらはたいてい一面と社会面に掲載される。しかし、今回決定的に違うのは生活面の充実である。今日はどこのスーパーが早く閉まるとか銀行のATMが稼働しているかどうか、ガソリンは、牛乳は、水はまだ品薄なのか。平時ならほとんど気に留めない情報を、いま読者が最も欲している。これほど新聞と読者の距離が縮まったことはないかもしれない。それは新聞社や記者が傍観者ではなくなったからだろう。

新聞は一面、社会面、地域面、経済面などと各面ごとの性格がだいたい決められていて、読むのに便利でもあり書き手にとってはかなり窮屈でもある。当事者として大災害を迎え撃つページが、日ごろ重要視していないため人材を割いていない(少なくとも弊社は)生活面とは皮肉だ。これを機に、ストレートニュース頼みの紙面づくりをあらためられればいいのだけれど。

]]>
報道 fugaku38 Tue, 05 Apr 2011 23:54:45 +0900 2011-04-05T23:54:45+09:00
震災で見えてきたもの②寄付の心持ち http://thinkincat.exblog.jp/16146299/ http://thinkincat.exblog.jp/16146299/ <![CDATA[震災後、全国からものすごい勢いで義捐金や救援物資が集まっている。
そこで思い出されるのは、ほんの2カ月前に世間を騒がせていた伊達直人さんたち。あの時はタイガーマスクだったりAKBだったり名前を伏せるのが主流だったのに、今回は募金しに来ましたけど名前は新聞に掲載されても構いません、いやむしろ積極的に載せてほしいとこちらの新聞社にもたくさんの人が訪れている。何が違うのだろう。

いち早く国内外のセレブリティや大企業が何千万、何億と寄付を表明したから時流に乗る動きができたのかもしれない。でもそれより、自分が被災地のために何かできた証拠がないと不安になるからではないかと思う。

自分は電気も通って食べ物も暖かい家もあってのうのうと暮らしているのに、と被災者に申し訳ない気持ちでいる人は被災地から遠い場所ほど多いだろう。自分にできることは寄付くらいしかなくて、それが被災地にどう役立つかも分からない。大きな役に立てる額でもない。でも第三者からあなたは被災地のために寄付をしましたとお墨付きをもらえばそんな不安も和らぐのではないか。

でも、所詮は自己満足だ偽善だと寄付した人を批判するのは早計だ。やらない善よりやる偽善、今回の震災に関する取材をしながらこの言葉が何度も身にしみた。寄付した側がどんな心持ちだろうと、被災者はそれどころではないし関係ないのである。義援金は多ければ多いほどいいに決まっている。私も月給の1割くらいは出せるようにがんばろう(小出しで)。全国から集まった膨大なお金が一日も早く被災者の生活を建て直すきっかけになることを祈るばかりだ。

]]>
報道 fugaku38 Tue, 05 Apr 2011 00:40:15 +0900 2011-04-05T00:40:15+09:00
震災で見えたもの①情報弱者と新聞 http://thinkincat.exblog.jp/16140970/ http://thinkincat.exblog.jp/16140970/ <![CDATA[東日本大震災で、色んなものが見えてきた。何となく気になっていたけどそのままスルーしていたこと、想像はしていたけど想像以上だったこと。テーマごとに書いていきたい。

今回の震災ではツイッターやフェースブックなどのソーシャルメディアが威力を発揮した。電話もメールも通じない時にツイッターではやりとりができた。被災者の安否や支援情報、原子力の専門家による解説ツイートなどは本当に役に立っている。もちろんそこには、デマや誤認情報も多分に含まれている。

そこに新聞が入り込む隙間がないかと言えばそんなことはなくて、ネットに接続できない環境に置かれた避難者や、ネットに不慣れな中高年以上の世代にとっては貴重な情報源になっている。こちらの新聞もイベントが中止になったとか、お店が何時まで開いているかとか連日生活情報を掲載していて、読者に非常に好評だという。

先輩と取材のネタについて話し合っていた時、私が「ソーシャルメディアが大活躍って、どうですかね」と投げかけ、先輩から「そういうのをできない人がうちの新聞を読むんだから」と言われてはっとした。弊紙の愛読者は中高年以上が多いのは認識していたが、この震災を機にますますその傾向が強まるのではないか。新聞は情報弱者のためのものになっていくのではないか。それはたぶん、新聞を作る側、特に経営陣がすでに情報弱者になりつつあるから…。

私はこれまで、うちの新聞は中高年以上が読んでくれればいいと思っていた。無理に若年層に媚を売ってポップな紙面を作っても何も効果はない。今の若い世代だって歳を取るにつれ自分の住む郷土に愛着がわき、歴史を知りたくなり、その時にうちの新聞が知的好奇心を満たす役割を果たせると信じていたからだ。でも、それが年代の問題ではなくて情報格差の問題だったら話は大きく違ってくる。30年後の70代は人数は多くても、ネットに親しみのない人はごくわずかだろう。地方紙の未来はまだまだ暗くないなどという考えは甘かった。

では、どうする?その答えもヒントも、たぶんこれから長期化するであろう震災と原発事故、それに伴う生活への影響をどう報じていくかに隠されているはず。それが見つけられなかったら、新聞記者としてこの震災に立ち会っている意味を失うように思う。]]>
報道 fugaku38 Sun, 03 Apr 2011 22:45:28 +0900 2011-04-03T22:45:28+09:00
だてなおと http://thinkincat.exblog.jp/15762616/ http://thinkincat.exblog.jp/15762616/ <![CDATA[伊達直人、って知っていましたか?

最初ニュースでこの名前を聞いたとき、んでダテさんって人のコメント取れたのかしらんと本気で思っていた。

いまや全国でタイガーマスク現象が起こっているわけだが、いいことも悪いこともみんなでやらないと自信がないのだろうか。明らかにメディアに取り上げられること前提で行われているし。何が人情列島だ、これがちょっと違う方向へいけば手のひら返しで悪意の嵐、嵐、嵐になるのに。寄付なんて毎日のようにどこかでだれかが行っているのだから受けた人は感謝して周りは放っておけばいい。どっかの企業が福祉団体に車を寄贈したとかさ。ほかに伝えるべきニュースはたくさんある。でもタイガーマスクを名乗る小学生が恥ずかしげに文房具を置いて立ち去ったなんて話はちょっとほっこりしてしまった。くそぅ。]]>
ひとりごと fugaku38 Fri, 14 Jan 2011 02:07:15 +0900 2011-01-14T02:07:15+09:00
金杯いってきました http://thinkincat.exblog.jp/15762566/ http://thinkincat.exblog.jp/15762566/ <![CDATA[おっと、年末から飲んだくれて体調崩したりしていたら1カ月が経っていた。
5年ぶりに中山競馬場に行ってきました。金杯の日。知らない間にきれいになってガラス張りの部分が広くなっていましたね。お年賀は馬のイラストのタオル。5年前は元競走馬のお出迎えがあってベタベタ触ってたんだけど…やはり従業員が気を使うから廃止されちゃったのかなあ。残念だ。暖かい日だったので屋外のゴール板付近を陣取る。そこらへんで「ヨコノリィィィ」「そのままあぁぁぁぁ」と叫んでいたのは私です。

最近はGⅠすらまともにやっていなかった私がダート未勝利戦なんてできるのだろうか…そんな不安は同行した還暦馬券師・母の審美眼ならぬ審馬眼でぬぐい去る。彼女の見る目は本当にすごい。母がよいと言った馬+ヨコノリをとりあえず買っていたら5Rで馬連14・6倍をひっかけました。やはり現ナマが払い戻されるのは純粋にうれしい。この日の中山は堅い決着が多かったが、母は8Rの馬連54・7倍をちゃっかり取っていた。完全なパドック買い。真似できん。

中山金杯はキョウエイストームを切ってしまい④⑫を買っていたので直線はアツかった。キョウエイストームあんなに人気ないんだったら押さえとくべきだった。石橋脩だし。やはり芝の状態が良かったみたいで内枠で決まりましたね。カリスマサンオペラが大外からやってきた荒れ荒れの時代とは違うようです。

中山を外したので京都金杯は絞って絞って半ばやけくそでシルポートの馬連とワイド流し。これが見事にはまった。あたいは覚えていた。10年くらい前、京都金杯でキョウエイマーチが逃げ切ったことを。古すぎる。しかし京都の外回り1600はえてしてこんなことが起きる。久しぶりに「そのままあ~!」を気持ちよく叫んだ。ありがとう小牧。

気になったのは、枠連がかなりついているレースがちらほらあったこと。特に同枠のときは狙ってみようっと。

【今週の教訓】
やはり今年もヨコノリと外国人騎手。]]>
けいば fugaku38 Fri, 14 Jan 2011 01:44:24 +0900 2011-01-14T01:44:24+09:00
いじめはなくならない http://thinkincat.exblog.jp/15577767/ http://thinkincat.exblog.jp/15577767/ <![CDATA[子供の自殺が起こるたびに繰り返される。「いじめ」とは言いたくない学校側と認めさせようとする両親、メディア。否定すればするほど報道は大きくなる。それを見て、全国のいじめに苦しんでいる子はどう思うのだろう。自分の死によっていじめた相手を社会的に苦しめ、恨みを晴らすことが、唯一かつ最大の手段だと思い込んでしまう子もいるのではないか。報道が自殺を助長している可能性に目をそむけてはいけないと思う。

いじめはなくならない。
何があっても自分で命を絶つことは許されない。

この2つは、メディアは口が裂けても言えない。それは教育行政の大前提を覆し、死者にむち打つことになるからだ。でも、いじめは絶対にいけないとか、命を大切にとか子供にいくら言い聞かせようとしても心に届くわけがない。社会に出ればいじめはパワハラや暴言などと名を変えてあちこちに潜んでいるし、大人が率先して死んでいく国である。そんなうわべだけの言い含めは追い詰められてる子供をますます窮地に立たせるだけだ。

いじめはなくならないのだから、死なない強さを持つ。これに尽きる。本当に自殺を止めたいなら、教育者も記者も勇気を出して本質的な言葉を語る時期に来ているのではないか。

………………

うーん。寝不足であまり考えがまとまらなかった。いじめと自殺についてはまた書きます。

]]>
報道 fugaku38 Wed, 08 Dec 2010 00:36:41 +0900 2010-12-08T00:36:41+09:00
JC、疑問がいっぱい http://thinkincat.exblog.jp/15529944/ http://thinkincat.exblog.jp/15529944/ <![CDATA[仕事で忙しすぎて検討ができず結局買わなかったジャパンカップ。なんでもブエナビスタが降着したとか。武もこんな形で今年初のG1制覇ですか。なんともはや。

それにしても時計が2分25秒2て遅すぎないか?ブエナはマイナス0・3秒で入線していますが。タイムを見ると中盤かなりのスロー。それでいて前の4頭が総崩れしたのは一体どういうわけ??だれか教えてください。]]>
けいば fugaku38 Sun, 28 Nov 2010 23:19:24 +0900 2010-11-28T23:19:24+09:00
現代アートの館 http://thinkincat.exblog.jp/15498930/ http://thinkincat.exblog.jp/15498930/ <![CDATA[先日、自分が収集したアート作品をもとに小さな私設美術館を開いた人を取材した。趣味が高じて自宅をギャラリーにする人はよくいるが、今回は少し様子が違う。場所が人里離れているのと、現代アートに特化していることだ。田舎と現代アート。収益なんぞまったく見込めないのは容易に想像がつく。それを覚悟でなぜ作ったのか聞いてみた。

その人は学生のころから画家と交流があり、30代から収集を始めた。美術館や画廊を巡るのは日課のようなものだった。私も今は美術担当なのでよく行くし、以前から大きな展覧会には足を運んでいた。しかしその人が言うには、美術館に一度も行ったことがない人が大多数なのだという。それもそうだ、日本の庶民が美術を愛でる方法といえば床の間や茶の湯、寺社の御開帳だったわけで、美術館という発想はここ100年くらいのものだ。浸透していなくて当然である。

そして日本の家屋から和室がなくなり、生活から美術が切り離された形になった。その人が収集に興味を持ち始めた1980年代は、重厚な具象絵画からフラットな抽象画への大きな流れができていた。「これからの日本の家に合う絵は抽象画だ」と思い、草間弥生やオノサト・トシノブを集めたという。

「絵は社会を映す鏡。作品を集めることで、その時代を作家とともに生きてみたかった」とも語っていた。現代アートの醍醐味はそこに尽きるように思う。何百年も前の絵を見て感動するのもいいけれど、作品を通して自分の生きる時代を見つめられるとは、なんと素敵なことではないか。



]]>
アート fugaku38 Tue, 23 Nov 2010 00:21:21 +0900 2010-11-23T00:21:21+09:00
お値打ち落語 http://thinkincat.exblog.jp/15498700/ http://thinkincat.exblog.jp/15498700/ <![CDATA[先日、久々に落語を聞きに行った。喬太郎、志らく、昇太の三人会。メンツを見ただけで垂涎ものだったが、地方のホールということもあり2500円というお値打ち価格。コストパフォーマンスは最高だった。
喬太郎はこれまで新作しか聞いたことがなく、「井戸の茶碗」が始まった時はどうなるんだろうとドキドキしていたが正直者のくず屋がちょっとワルかったりして喬太郎らしさ全開。井戸の茶碗はみんなで幸せになって一件落着の「WIN-WIN」感があまり好きではなかったのだがこんなに面白い噺になるんだと感心した。
続く志らくは金明竹。噺の聞きどころとなる関西弁の口上が外国人にアレンジされていたがあまりに聞きづらくてちょっと…。分からないんだけどちょっと分かるくらいのさじ加減て難しいんですね。
昇太はマクラが3年くらい前と一緒だったけどそれはそれで笑えた。笑点ネタってどこでも通じるでしょうしね。そして花筏。こういう噺好きです。困ってる人や災難が降りかかる人を演じさせたら昇太の右に出る人はいないかも。

で、喬太郎の古典がえらく気に入ったのでポニーキャニオンから出ているCD「柳家一門名演集(一)」をレンタルして聴く。喬太郎は「擬宝珠」だったけどマクラがなんと20分!長すぎ。それよりさん喬師匠の「寝床」が掘り出し物でした。寝床は枝雀師匠しか聞いたことなかったから新鮮。初めて聴くネタは寄席がいいのでCDはあまり買ったり借りたりしないが、たまにはよい。]]>
趣味 fugaku38 Mon, 22 Nov 2010 23:48:09 +0900 2010-11-22T23:48:09+09:00
なぜか囲碁 http://thinkincat.exblog.jp/15455777/ http://thinkincat.exblog.jp/15455777/ <![CDATA[ひょんなことから囲碁を習い始めた。将棋はなぜか小さいころから好きで誕生日プレゼントに駒を買ってもらったほどだった。囲碁は「ヒカルの碁」を読んでもルールがさっぱり分からなかったのだが、子供の囲碁教室を取材して興味を持ったのと同僚が始めたのがきっかけ。

囲碁は将棋みたいに駒それぞれの強さが違ったり、成ったりしない。碁石に意味を持たせるのはすべて打ち手のほうだ。ついさっきまで相手を囲んでいて自分が有利のように思えても、次の瞬間に優劣が入れ替わっていたりする。打ち始めと終わりは相手と呼吸を合わせるのもルールで、こう打ったらこう、とだいたい決まっている。しかし相手に合わせてばかりではいつまでたっても優位に立てない。目先の利益ばかり気にしていると大損をすることもある。囲碁とは人生であり哲学だ!といちいち目からうろこ。しばらく使っていなかった脳の一部分が活性化してきた(気がする)。

今は「ヒカル」のイラスト付きの初級者本を読みながら実戦に加えてスマートフォンアプリ対戦にいそしんでいる。アプリは気軽にできて楽しいが碁石の「パチリ」という音も囲碁の魅力のひとつ。ボーナスでマイ碁石&碁盤かおっと。]]>
ひとりごと fugaku38 Sun, 14 Nov 2010 21:39:16 +0900 2010-11-14T21:39:16+09:00
決め打ちエリ女(+追記) http://thinkincat.exblog.jp/15451796/ http://thinkincat.exblog.jp/15451796/ <![CDATA[エリ女は当日中継を見られないので、もうすでに買ってしまった。
こんなときは決め打ち。アパパネを筆頭に、末脚が斬れるタイプのボックスで。

⑤アパパネ…文句なし。人馬ともに燃え尽き症候群だけが心配。
⑩ヒカルアマランサス…久々だがブエナビスタの2着の実績を買って。父タキオンもよい。
⑯アーヴェイ…外国馬でまったく未知だがスノーフェアリーより日本の芝に合いそう。
⑰リトルアマポーラ…復調気配と聞く。エリ女は同じ馬が来る傾向を持っているし。


~~~追記~~~
見事に読みが外れて長くいい脚が使える2頭が来ましたね。
アパパネは燃え尽きたんじゃなくてペースが合わなかったのでしょう。まだVTR見てないけど。
来年のブエナビスタとの対決が楽しみ。

【今週の教訓】
決め打ちの読みが外れたらもう仕方がない。]]>
けいば fugaku38 Sun, 14 Nov 2010 01:10:18 +0900 2010-11-14T01:10:18+09:00
完璧な動機 http://thinkincat.exblog.jp/15436399/ http://thinkincat.exblog.jp/15436399/ <![CDATA[尖閣諸島の映像流出に関与したとみられる海上保安官は、「映像は元々、国民が知るべきものであり、国民全体の倫理に反するものであれば甘んじて罰を受ける」と話しているそうだ。すごい。ヒロイックに祭り上げられることでの反作用を心配してしまうくらい、完璧な“動機”だ。

新聞テレビは誰も反論できないんじゃないだろうか。むしろ、神戸のネットカフェがどんな造りだとか海保は疑心暗鬼になっているとか犯人探しの報道を恥ずべきなんじゃないだろうか。

海上保安官が直接映像を流さず、あるテレビ局に渡した場合を想定してみる。もちろんそのテレビ局は特大スクープとして意気揚々と放映し、政府は血眼になって入手先を探すだろう。ここまでは同じ。しかしその先、海上保安官が名乗り出たら少なくともそのテレビ局は擁護し、「知る権利」キャンペーンまで張るかもしれない。抜かれた局と新聞はちょっと遠巻きに見つつ、映像を公開しなかった政府を批判するだろう。
今回はどうだろうか。政府が公開しなかったことよりも機密の管理体制を批判し、「擁護する意見が多いようです」の世論ご紹介報道に終始し、逮捕、手口(瑣末すぎる…)、供述、起訴、判決を淡々と追うだけの予感がする。この違いは何なのだろう。

街頭インタビューを見る限りでも「映像は国民の知る権利」と考える人が多いのに新聞が正面切って書けないことや、ほんの1カ月前に検察の信頼が地に落ちたとか言っといて今回の捜査にはまったく疑義を唱えないこと、今回の件は大手メディアにとって重大な問題をたくさんはらんでいる。報道次第ではますますこちら側の信頼が地に落ちる結果になるだろう。

]]>
報道 fugaku38 Thu, 11 Nov 2010 00:19:43 +0900 2010-11-11T00:19:43+09:00
人柄なんぞ期待するな http://thinkincat.exblog.jp/15398689/ http://thinkincat.exblog.jp/15398689/ <![CDATA[記者と政治家の関係は非常に特殊だ。全国紙の政治部記者、いわゆる番記者ならずとも取材や飲み会で接点を持ち、選挙情勢や自治体の目玉事業などを聞き出す。そして、政治家が二枚舌なように記者も政治家と付き合うときは裏表使い分ける。面と向かえばセンセイともてはやし、裏ではたいていぼろくそ言っている(笑)。しょせんお互い嘘つきだからそれでなんとなくうまくいっている。

少し前の選挙で、仕事でお世話になった人が立候補し当選した。私の住む地域の選挙区だったので一票投じたが、「天狗になった」と同僚の担当記者からはすこぶる評判が悪い。実際、私も嫌な思いをさせられた。政治家になると尊大な態度を取るようになるのか、その素質を持った人が政治家になるのか。卵が先かニワトリが先か、永遠の謎である。とにかく、次の選挙では入れてやるもんかと決めていた。

が、しかし。私はその人に投票したと同時に、その政党にも期待を託したはずだったのを思い出した。だったら、その政党がどんな仕事をするのか、もうしばらく見届けるのも有権者の責任ではないかと。政治家に人柄なんぞ期待してはいけないってことですね。全国に何人かはいるであろう本当に誠実なセンセイには失礼な話ですが。]]>
ひとりごと fugaku38 Wed, 03 Nov 2010 23:37:22 +0900 2010-11-03T23:37:22+09:00
死刑、下せますか http://thinkincat.exblog.jp/15398335/ http://thinkincat.exblog.jp/15398335/ <![CDATA[耳かき店員殺害事件は、裁判員裁判が始まって以来初めて死刑が求刑されたので新聞やテレビは大きく取り上げた。結果は無期懲役。判決文を読むと、被告の更生可能性が重視されたようだ。裁判員を務めた人たちは心理的負担を口々に漏らしていた。きっと全員が自分が遺族になった場合、犯罪者の家族になった場合を想像して心は揺れに揺れたことだろう。

死刑に相当する犯罪は裁判員裁判の対象にすべきでないという声もある。私は、一般市民の理解も進まないうちに手を取り合って裁判員制度に突き進んでいた法曹三者を気味悪いと思っていたし、いまだに導入して良かったのか分からない。ただ、導入した以上意義を考えるとすれば、死刑制度についての問題提起、これに尽きると思う。「なんやかんや言っても国家が人の命を奪う装置、それが死刑制度なんです。ところであなた、死刑下せますか」とこれほど直接的に一般市民に問いかける手段はない。間接的には刑場の公開や死刑囚を扱った小説、映画などがあるが。

死刑制度は痛ましい殺人事件が起こるたびに「廃止してはならない」という風潮が強まるし、縁起でもないが冤罪の死刑執行でもない限り世論調査を何度やっても存続が上回るだろう。民主党も足腰弱った状態で存廃の「そ」の字も言えていない。だから裁判員裁判を機に、まずは議論のテーブルだけでも乗ることを願っている。




]]>
報道 fugaku38 Wed, 03 Nov 2010 22:51:40 +0900 2010-11-03T22:51:40+09:00
https://www.excite.co.jp/ https://www.exblog.jp/ https://ssl2.excite.co.jp/