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もはや通勤電車しか音楽を楽しむ場所がない会社員の連綿とした日々


by allsummerlong
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最近購入した鳥ジャケット、2題。

まずは、ペンギンジャケットのフィンランドのピアノトリオ

Claes Andersson(p) ~ These Foolish Things (\'02)_b0046912_23264117.jpg


内側には、お土産屋が描いたような爺さんトリオの似顔絵。
ライナーノートでは、何故かことさらに自分たちの年齢を強調。(録音時60代ぐらい)

内容は、ほのぼのとしながらも、意外にしっかりとしたもの。
1曲4分から6分ぐらいで、極めてオーソドックスに攻める。
奇を衒ったり、トリッキーに攻めたりはしない。いい意味での「佳作」。

DjangoとかBlueMonkとか、たぶんこのトリオで何万回と演ってるんだろうなぁ、という印象。

いつまででも聴いていられるような、1枚。


      *   *   *

もう一枚もピアノトリオ。
DADO MORONI の HEART OF SWING

若干稚拙で、パッと見はかわいらしいジャケット。

Claes Andersson(p) ~ These Foolish Things (\'02)_b0046912_23265225.jpg


その稚拙で可愛らしいジャケットのイメージとは違って、
中身は極めてしっかりした、正しいピアノトリオ。
2パターン収録されているWhen The Saint Go Marchin' In が、楽しい。

こっちは、いい意味でがっちり聴かせるので、
いつまででもは聴いていられない。1枚聴いたらちょっと間隔が必要。


      *   *   *

思い通りにいかないことはいろいろあるけれど、
バカな子どもほど可愛いということだけは真実。
# by allsummerlong | 2012-10-04 23:47 | Jazz
趣味のいい一枚。
ジャケットの雰囲気そのまんまのピアノトリオ。

Jamie Reynolds ~ Time with people(\'11)_b0046912_2312847.jpg



     *   *   *

このところ想うこと多し。


     *   *   *

象形文字として「民」。
それは、自らの手で自らの目を突く姿。

「デモはもうやめるべき」の一斉メールでデモをやめる。
政治家不信の国では政治家には寄り添わないが、
政治家に寄り添うことでより良い暮らしを得られる国もある。

どちらがいいのかは、時代や立場やその他もろもろによるけれど、
ただ、現在のこの国には「民」であるべきか、「民」であらざるべきかを選択できる権利がある。


     *   *   *

なかなか思うように進まない仕事。

まるで群盲に撫でられる象のよう。

撫でられる象もたまったもんじゃない。
今までずっと象として何ひとつ疑問なく存在してきたのに、
彼らが撫でた感覚だけで、まるで怪物のように語られる。

せめて象を知っている人に撫でられたいものだ。


     *   *   *

ビーチボーイズ
結成50周年記念のワールドツアー終了後に、メンバー分裂。

相変わらずのお家騒動。

70過ぎのおじいちゃん達の諍いに、残念なような、なんかホッとしたような。


     *   *   *

毎々そうだが、そういう頃合い限って、いいディスクに出会う。
因果関係でいうと、どちらが因で、どちらが果なのか。

無理庫裡にでもCD屋に行こう。
# by allsummerlong | 2012-09-30 23:23 | Jazz
千葉マリンでのビーチボーイズのライブ!

the Beacaboys ~ Live at QVC Chiba MarinFierld_b0046912_21314590.jpg


明るい時間から星野源、アメリカの前座が2時間ほど続いて、
暗くなった頃、御大達登場。

まずはDo it Againでご機嫌を伺う。
何回目の「Agein」なんだ、なんて突っ込みながら。


ブライアン!

おぉ!まだ、ブライアンが動いている!

音を外そうが、歌いだしで声がでなかろうが、歌うべきところを飛ばそうがなんでもいい!
僕たちはその曲を何万回も聴いているんだ。こっちでいくらでも補正できる!
とにかく座っているだけでいい!
とにかくなんでもいいから長生きしてくれ!

アル!
レディリンダが歌えない事情は斟酌するよ!
その代わりのコットンフィールズ、まだまだ声も出てるし、いけてるぜ!

デイビット!
ビートルズで言えばピートベスト、ドリフターズで言えば小野ヤスシ。
実はあんまり聴いたことなかったぜ、そのギター。
結構ご機嫌だぜ!

ブルース!
なぜ歌わない!!
ディズニーガールズはどうした!
アメリカじゃ歌ってたんだろ!
ネプワーズのCDでもカットされていたし、なぜ冷遇されるブルース!

マイク!
やっぱり、その鼻声がビーチボーイズのひとつの根幹だ!
きっといつまでも好き放題、生き続けるだろうけれど、
とにかく長生きしてくれ!

何故ブラインアン、「Sail on, Sailor」なんだ?
更に何故、マイク、アル、「All This Is That」なんだ?
で、そこまでやるならなんでブルースにディズニーガールズを歌わせない!?

なんて、楽しいツッコミをしながら、

アンコールの後の「kokomo」
そして、「Barbara Ann」から「Fan,fan,fan」への黄金のフィナーレ!

あっという間の33曲。
あっという間の2時間弱。
もうおそらく2度と体験できることのない時間。

       *     *     *

あとはきっとワールドツアー後に出るCDやらDVDやらに期待だ。
# by allsummerlong | 2012-08-18 22:03 | BeachBoys