スタートアップの舞台裏、アンドパッドに新卒一期生として入社して感じたこと

はじめに

はじめまして。株式会社アンドパッドでソフトウェアエンジニアをしているハセガワカンタです。 アドベントカレンダーの季節がやってきたので、アンドパッドに新卒で入社して現在まで、何をしてきて何を感じたのかを書こうと思います。

これは ANDPAD Advent Calendar 2023 19日目の記事です。

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誰?

軽く自己紹介をしておきます。 名古屋生まれ名古屋育ちで今年の春に上京してきましたハセガワカンタです。東京のかつやに入ったら味噌カツ丼がメニューになくてカルチャーショックを受けました。 学生時代は文系学部だったのですが、コロナ禍のおうち時間を活用して独学でプログラミングを学んでいました。アルバイトでソフトウェアエンジニアとして働いたり、建設会社である実家の業務システムを開発、運用するなどしていました。就活の時期にアンドパッドと出会い、実家が建設会社であることから事業内容に共感して、2023年の4月に新卒一期生として入社しました。現在はANDPADボードチームのバックエンドエンジニアとして日々働いています。

研修

入社して最初の2週間はビジネス職と開発職合同の研修を受けました。ビジネスマナー研修や組織体制の研修などがありましたが、中でも印象に残ったのはアンドパッドが向き合っている建築・建設業界の理解を深める研修です。そもそもどのような業界でどのような問題を抱えているのかというところを座学で学び、実際に存在する会社を想定してANDPADでどのように課題解決をするか提案するロールプレイまで行いました。ビジネス職だけではなく開発職もこのような研修を行うのは、アンドパッドが業界の解像度を高く持ち、顧客の課題に寄り添うことを大事にしているからでしょう。
その後開発職のメンバーは3ヶ月の技術研修を受けることになります。前半は座学でITエンジニアとしての基礎知識を詰め込み、後半は社内のコミュニケーションを促進するためのシャッフルランチシステムを新卒メンバーで開発しました。基礎知識の勉強は雰囲気で開発を行っていた自分には良い機会でしたし、新卒メンバーとのチーム開発ではプロダクトを自分事として捉えて、スケジュールを意識しながら開発する力が身につきました。
ちなみにこの間にはRubyKaigi2023に参加したり、先輩方と協力して社内懇親会を企画開催するなど研修以外のことも行なっていました。

配属

長いようで短かった3ヶ月と2週間の研修も終わり、晴れて私はANDPADボードチームに配属されました。折角なので自分のチームの良いところをアピールしておきます。
ANDPADボードチームに配属されて驚いたのは雰囲気の良さです。コミュニケーションがカジュアルで会話の数も多いので、初めてのチームで尻込みするようなことは全くなかったです。よくSlack上で個人が思考を整理するための「〇〇を考えるスレ」が立ち、メンバーが覗きに行って議論が始まります。議論を重ねることで質の良い解が導き出され、オープンな場で発言することで自然と認識の擦り合わせが行われます。このおかげか、認識のずれから起こる手戻りはあまり見たことがないです。
もう一つ驚いたのは、PdMだけではなくエンジニアもビジネスサイドのメンバーと週次でMTGを行っていることです。プロダクトを使う中で顧客がどのような課題を感じているのか、プロダクトを拡販していくには何が必要なのか等、建設的な議論が行われています。このMTGがあることで顧客のニーズを満たす機能をハイスピードで提供できているのです。
整備されたドキュメントやカジュアルにコミュニケーションが取れる雰囲気のおかげでプロダクトのキャッチアップはスムーズに進み、今では主要機能の要件定義から実装までやらせてもらっています。

アンドパッドの良いところ

ここからはチームではなくアンドパッドという会社に対して感じたことを書いていきます。

急成長スタートアップのスピード感を直に体験できる

アンドパッドでは、ハイスピードで新たなプロジェクトが立ち上がり既存のプロダクトに機能が追加されていきます。 自分の担当しているプロダクトにどんどん機能を追加して、より多くのユーザーに使って貰えるようになっていくのを数字で見ると嬉しいです。 また、急成長する事業を中から見るのは中々出来ない経験だと思います。

一体感がある

アンドパッドでは定期的に全社員が参加する総会で、事業が今どれだけ成長しているか、これからどう進めていくかを共有します。 これにより自分たちが事業の成長に貢献できているという実感が湧きますし、全ての社員が事業の展望を知ることで同じ方向を向いているという一体感を得られます。 「プログラムを書く楽しさ」だけではなく「自分たちで建築・建設業界を変えていく楽しさ」がアンドパッドにはあるのです。

「新卒だから」はない

アンドパッドでは「新卒だから」といって発言や行動に制限をかけられることはありません。 基本的にやりたいと言ったことはやらせてもらえますし、協力もしてくれます。 だからこそ任せてもらった仕事には全力で取り組み結果を出そうという気持ちになります。
しかし逆にいうと「新卒だから」といって特に綺麗なレールが敷かれている訳でもありません。 なので何をするのか自分で考え、意志を持って進んでいく必要があります。

周りのエンジニアが強い

アンドパッドには強いエンジニアが沢山います。 周りのレベルが高いと普段の業務で得られる知識も多くなりますし、早く追いつかなければという焦りからモチベーションが強制的に上がります。 私はアンドパッドに入ってから周りに影響されて、OSS活動に挑戦してみたり、カンファレンスのLTにプロポーザルを出してみたりするようになりました。

おわりに、新卒がスタートアップで働いてみて

スタートアップでの仕事は大変な面もあります。特に私は新卒一期生なのでキャリアの前例もないですし、働けば働くほど先輩社員との力量の差を思い知らされます。 どうしたら成果を出せるか、周りのレベルに追いつけるか、毎日焦りながら必死に試行錯誤しています。 でもそれが楽しいのです。のんびり毎日を過ごすことは出来ませんが、代わりに圧倒的な成長と事業貢献の実感を得られます。 アンドパッドでは共に働いてくださる仲間を募集しています。この記事を読んで興味を持っていただけた方は是非下記リンクからお問い合わせください。

engineer.andpad.co.jp