こんにちは、 id:sezemi です。 いよいよクリスマスシーズンですが、我が家の子どもたちは、まだサンタさんがくるのを楽しみにしていますので、今年もサンタ役ができそうです。
さて、先日 11/9 から 2 日間で開催された RubyWorld Conference 2023 にアンドパッドは Ruby スポンサーとして協賛しました!
この記事では Ruby スポンサーセッション、ブース出展の模様、参加したエンジニアの感想をお届けします!
スポンサーセッション: Ruby コミッターと歩む Ruby を⽤いたプロダクト開発
こんにちは、 hsbt こと柴田です。RubyWorld Conference 2023 ではアンドパッドのスポンサーセッションとして、Ruby コミッターである私がアンドパッドのプロダクトと OSS をどのように協調させて事業を成長させているかをお話ししました。
資料の中でも触れられていますがプロダクトの技術要素として OSS を選択して、プロダクトを開発していくにあたっては、社内の開発メンバーの OSS に関する取り組みが事業成長のためには要素の一部となります。そのためには、単に OSS を利用している、という状態から OSS へのコントリビュートを通して、メンバーのスキルアップ、自社の技術方針の影響力の拡散などに繋げていくことが重要です。
Linux ファウンデーションが公開しているOpen Source Program Office (OSPO) の進化の OSS 活用の成熟度モデルを参考に、やみくもに「OSS にコントリビュートしよう!」ではなく、段階を踏んで組織を成長させていくための考え方と、アンドパッドの OSS 活用の現在地についてご紹介しました。この発表と資料が皆さんの組織の OSS 活用の助けになれば幸いです。
ブース出展の模様
個人的には高校生や高専生の方々から、海外から参加された Ruby コミッターまで、本当にバラエティ豊かな方々とお話ができてとても楽しかった!(語彙)
ブースに立ち寄っていただいた方には、アンドパッドブース恒例の おみくじ を引いていただき、
- 大吉: デカエコバッグ
- 中吉: 軍手
- 小吉: ステッカー
の 3 つのノベルティをプレゼントしました!
twitter.com/
— ANDPAD (アンドパッド)開発部 (@andpad_dev) 2023年11月9日
Hello, #RubyWorld 2023
\
Ruby スポンサーの #アンドパッド ブース起動しました!
おみくじを引くとノベルティグッズが当たります!
ぜひお越しください! pic.twitter.com/GX1Z2nonf2
Ruby 開発チームの方々にもお立ち寄りいただき、ワイワイいただきました! ご来場ありがとうございました!
twitter.commatz さんは中吉でした!
— ANDPAD (アンドパッド)開発部 (@andpad_dev) 2023年11月9日
ありがとうございます!!#RubyWorld pic.twitter.com/k0OplZEvwe
twitter.com@tenderlove さん、 Big Winner 大吉 です!
— ANDPAD (アンドパッド)開発部 (@andpad_dev) 2023年11月10日
おめでとうございます ㊗️#RubyWorld pic.twitter.com/vtcGpPUWZo
また、カンファレンス終了後には軍手を使っていただいている写真をポストいただき、日常使いを目指したノベルティでしたので、ブースメンバー一同、本当に胸熱でした。
twitter.comThanks @andpad_dev for giving out these gloves at #RubyWorld! They’re the perfect thing to have when driving a Honda Beat on a cold morning. pic.twitter.com/GhGuBoML8y
— Sampo Kuokkanen (@KuokkanenSampo) 2023年11月14日
次の Ruby のイベントで、ぜひまたお会いしましょう! なお、毎年恒例の Ruby のリリースに合わせ、 3.3 のリリースパーティを STORES さんと共催して、 12/26 に開催することになりました。 次回はこちらでお会いできますように。
では、続いて、 RubyWorld Conference 2023 に参加した makicamel にバトンタッチします。
RubyWorld Conference 2023 の思い出
こんにちは、makicamel です。初 RubyWorld Conference、初松江に行かせて頂きました。
RubyWorld Conference はビジネストークが多いという話をよく耳にしていましたが、テックトークもたくさんありました。
中でも興奮したのは関さんのトーク「ERB Hacks」です。ERB の歴史と予言の紹介と、ERB のテンプレートの <%= %>
内でブロックを使えるようにするためのアプローチについてのお話でした。
ERB をコンパイルする際に binding を渡すこと自体ぐっとくるものですが、ブロックの binding から自身のコンパイルの挙動を変えるのが格好よく興奮しきりでした。
資料で紹介されていた Gist はこちら。「magic!!」のコメントにほっこりします。
このトークを聞いて初めて ERB のコードを読んだのですが、プログラマの最良の友である Ruby の力が存分に発揮されたコードでまたぐっときました。
RWC と言えばユーザ層の違いも有名です。スーツを着た方が多いのは聞き及んでいましたが、地元の高専生の方々も来ていて驚きました。
特に Ruby Prize で「『Ruby Prize 狙うぞ』ということで頑張りたい人?」の質問にまっすぐ挙げられた学生服の手が印象的でした。
まとめ
RubyWorld Conference 2023 にアンドパッドは Ruby スポンサーとして協賛しました。 この記事では同カンファレンスで登壇・出展・参加したことをお伝えしました。
- 「 Ruby コミッターと歩む Ruby を⽤いたプロダクト開発」というタイトルで hsbt が Ruby スポンサーセッションを行いました
- ブース出展を行い、海外の Ruby コミッターから松江市の高専生・高校生まで幅広くおみくじを楽しんでいただきました
- makicamel から初 RubyWorld Conference で印象に残ったセッション、 ERB Hacks と開催期間中、印象に残ったことを思い出として綴りました
アンドパッドでは RubyWorld Conference をはじめとして、 OSS コミュニティが主催する様々なカンファレンスへのプロポーザルの提出・登壇・協賛・出展を推進しています。 アンドパッドはこういったカンファレンスへの参加も含め、 OSS コミュニティとの共生を進めながら、「幸せを築く人を、幸せにする。」というミッションの達成に向けて邁進しています。
OSS コミュニティとの共生と事業の成長に共感・興味を持たれたなら、ぜひエンジニア採用サイトをご覧くださいませ。