24年12月に読んだアルファポリス小説

政略結婚だからこそ、婚約者を大切にするのは当然でしょう?
 なんか、ソフィアさんがかわいそうだなあ。微妙な行動をしている人だけど、そこまで酷い目に遭うほどのキャラだったかというと。というか、ハルト伯爵家と縁戚になりたくないというのがよく分かる行動をしてくれたものだな。
 そして、公爵令息のアレさ加減。2人の女性を不幸にした男。どっちの女性にも誠意がないというか。


貴方といると、お茶が不味い
 カサンドラの中の人とクリフォード、最後の最後でやっと反省するのか。というか、アンチヒーロー側の思い込みの強さがすごいなあ。
 婚約者どうしの交流に、たびたび、王太子の婚約者カサンドラを連れてきて、婚約者クリフォードが常識なさ過ぎて無理と主人公、婚約を破棄することに。ついでに、王太子の婚約者たるカサンドラは、男を侍らせて不貞に、大商人を敵に回すなどなどで婚約破棄。破滅していくことに。
 一方、主人公は、長なじみで初恋の相手の王太子と結ばれて幸せ。


逃げたヒロインと逃げられなかった王子様
 「ヒロイン」がドン引きするレベルの俺様クズ王子。「ヒロイン」は危険を察知して、即逃亡。でも、後悔し続けることに。
 王子の婚約者クローディアのキレっぷりというか、第一王子への嫌悪感がすごいなあ。で、ものすごい勢いでプライドをへし折られてる第一王子。で、このヤラカシで、国王は退位、側妃と第一王子は島流しの後、消されることに…


たぶん私本物の聖女じゃないと思うので王子もこの座もお任せしますね聖女様!
 選ばれないのには理由があった、と。
 選ばれなかった方の聖女候補で公爵令嬢に嫌がらせされまくった聖女はキレて、公爵令嬢に聖女を押し付けて、幼馴染みのもとへ。一方、公爵令嬢は王太子に振られ、無能扱い。


彼女を妃にした理由
 虐げられ王女が、幼い正妃の代わりに夜とぎに出されたが、そっちが気に入られて…
 そもそも、神の血を引く虹色の虹彩を持つという特別な存在だったのに、母親の後ろ盾が弱かったために、経費も横領されほうだいで。全国民から蔑まれる。しかし、他国に渡れば、その価値は逆転して。
 それでも、いつまでも自信が持てない王妃様か。


彼はもう終わりです。
 主人公の父親がアレだなあ。歌姫に貢いで家を傾け、ついでに托卵されるとか。
 で、貢いだ歌姫まわりの性的乱脈さで、性病が蔓延。それをきっかけに、伯爵家に入りこんだ愛人の子を追い出すことに成功。婚約者も観念して、婚約解消に同意。


彼女の幸福
 おバカ王子の自滅。金づるなのに気付かず、「真実の愛」と浮かれて、周りを見る目を失っていた。最後は、愛が偽物だったことを見せつけられたあげくの、殺人からのぶっ殺されて。国王は、完全に始末する気だったのね。


夜会の顛末
 おー、黒幕は、一番無害そうな人だった。あちこち火を付けて回ったのか。


私の恋心が消えていたら
 プッチンプッチンにキレている公爵令嬢。裏で暗躍する伯爵令嬢、アホな王子。


知ったこっちゃないのです。
 二世にわたる悪縁…
 最終的に、第一王子転生後宰相は、1回目は息子に反逆されて、2回目は妹の托卵がバレて野望潰える。
 前世婚約者のお花畑思考がすごいなあ。


国王の情婦
 アリアーナの母親の周囲に居た男共が、みんな恋に狂って、暴走しまくっていたのな。で、その中で孤立していたアリアーナ。つーか、父親は余計な嫉妬を煽るようなことをしなければ、娘からの敬愛だけは得ていただろうに…
 最終的に、すべてを捨てて逃げ出した、と。


彼女はいなかった。
 うわあ。浮気四人衆の末路がエグい。というか、公爵令息の末路が一番マシだったような…


婚約破棄されても賞金稼ぎなので大丈夫ですわ!
 「賞金稼ぎ」というから戦闘力高いのかと思ったら、通報型か。見誤らない目がすごいのね。
 裏社会の変動で、伯爵家乗っ取りを企んでいた入り婿の父と愛人親子、婚約者が杜撰な動きを見せて、一気に取り戻すことに成功。


悪役令嬢は蚊帳の外です。
 誰が誰の子かわからないシュティーア王国はヤバいことになりそうな。そして、主人公と彼女と縁の深い人々は、サクッと隣国に移って幸せに。


お嬢様はお亡くなりになりました。
 幽体離脱した悪役令嬢兼聖女が、悪霊とその娘のヒドインを倒すお話。で、一度死んで葬儀を出した令嬢は、庭師として生きることに。


関わりません!
 下町の犯罪組織の長、三兄弟がどいつもヤバいな。アホっぽい三男も、犯罪の才能ありか…
 父親を切り捨てた主人公、裏組織三兄弟の長男に惚れられて、いつの間にか貴族になった彼に懐いている。


婚約破棄の裏側で
 婚約者カストロの友人ネメジが、なかなかエグいこと考えるな。カストロと主人公を仲違いさせて、カストロを殺したあげく、恋人を托卵して、自分は婿入り。一石二鳥。
 それを暴いた、元から主人公を好きだった公爵令息。


彼女(ヒロイン)は、バッドエンドが確定している
 邪魔な弟を消すために、「選ばれし者」とされる平民の少女を使う。で、主人公を貶めるための証人は容赦なく消すとか。なかなか、王太子の暴虐ぶりがすごいな。
 それでも、奥さんが主人公を尊敬しているから、使い潰されないか…


この朝に辿り着く
 王子がクソ野郎過ぎて、なんとも。翻弄するために、外の女に手を出して、愛を絶対に口にしなかった。しかし、結果として、王太子妃は王子に対する不信感を強めることになって。最終的に飛び降り。しかし、実は生きていて…
 王太子は、妃を取り戻すために、願いをかなえる壺を利用するが、結局失敗して…


国王陛下が愛妾が欲しいとおほざき遊ばすので
 神前裁判、公衆の面前で、下手とか言い出すのか王妃様w
 最終的に、浮気したことにされてしまって呆然とする王妃(元)。からの王弟との結婚。


帰国した王子の受難
 王位継承の争いの種にならないために外国に出ていた庶出の王子。そのうち継承権を放棄するかと思っていたら、緊急帰国命令が届く。帰ってみれば、夜会での公開断罪からの逆ざまぁに遭遇して、思いもかけない立太子へ。戸惑いながら、任務を果たす。兄王子の元婚約者と婚約して。
 つーか、転生ヒドイン、隠しキャラの主人公をゲットするために逆ハーしたのか。つーか、兄弟の様子から、魅了でも使っているのかと思ったが。ゲームが終わって、強制力がなくなった?