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店名 |
cadet(カデット)
|
---|---|
ジャンル | フレンチ、イノベーティブ、ビストロ |
予約・ お問い合わせ |
050-5872-3894 |
予約可否 |
予約可 アレルギーや召し上がれない食材があるお客様は事前にご連絡頂けます様宜しくお願い申し上げます。 |
住所 | |
交通手段 |
東京メトロ半蔵門線・都営三田線・都営新宿線 神保町駅から286m |
営業時間 |
|
予算 |
¥8,000~¥9,999 ¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥3,000~¥3,999
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支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー可 (交通系電子マネー(Suicaなど)、楽天Edy、nanaco、WAON、iD、QUICPay) QRコード決済不可 |
領収書(適格簡易請求書) |
適格請求書(インボイス)対応の領収書発行が可能 登録番号:T3010001202491 ※最新の登録状況は国税庁インボイス制度適格請求書発行事業者公表サイトをご確認いただくか、店舗にお問い合わせください。 |
サービス料・ チャージ |
サービス料・チャージ料なし。 |
席数 |
30席 |
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最大予約可能人数 |
着席時 30人 |
個室 |
無 お店の貸切も可能です。詳細はお電話にてお問い合わせくださいませ。 |
貸切 |
可 (20人以下可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙
施設内に喫煙スペース有り |
駐車場 |
無 有 97台(提携サービスがございません) |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、席が広い、ソファー席あり、オープンテラスあり、無料Wi-Fiあり |
コース | 飲み放題、3時間以上飲み放題 |
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ドリンク | 日本酒あり、ワインあり、カクテルあり、ワインにこだわる |
料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる |
利用シーン |
|
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
サービス | 2時間半以上の宴会可、お祝い・サプライズ可(バースデープレート)、ドリンク持込可、ソムリエがいる、複数言語メニューあり(英語) |
お子様連れ |
子供可(小学生可) 大変恐れ入りますが、お子様専用のメニューはご用意しておりません。 |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
2021年2月1日 |
電話番号 |
03-6811-0125 |
備考 |
電子マネー(交通系、ID、QUICPay等ご利用頂けます。)QRコード決済はイオンペイのみ |
初投稿者 |
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●大山とりのロティ 1900円 ☆☆
◇土佐山ジンジャーエール 650円 ☆☆☆
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都会の中の静寂とフレンチの融合
冬の気配が色濃くなる12月上旬、私はかねてから気になっていた《cadet》というビストロを訪れました。神田錦町に位置するテラススクエアの一階にあるこの店は、旧博報堂の壮大な建築が保存されたビルの一部として、その存在感を高めています。職場からほど近いにもかかわらず、完全予約制のため、これまで訪れる機会を見送っていた場所でした。ランチでありながら、やや非日常的な時間を過ごすにはぴったりの快晴の日に訪問しました。
扉をくぐると、店内は大きなガラス張りの窓が特徴的で、外光は薄いレースのカーテンを通して柔らかく差し込んできます。この設計によって、外部からの視線を気にせず、ゆったりとした空間を楽しめるのが嬉しいです。シンプルでありながら洗練されたモダンな内装と、高い天井が開放感を演出します。フランス語の軽やかな音楽が静かに流れ、まるでパリの街角にいる感覚を思わせるのです。
この日、すでに店内には先客が二組ほど。予約制ということもあり、12時を過ぎると客足が増え、海外からのお客さまの姿も多く見受けられました。その中で、一人で静かに食事を楽しむというのも中々良いものです。スタッフは2名体制。フランクでありつつも、余裕を持った接客スタイルが印象的で、この余裕がまずお店の居心地の良さを一層引き立てているのだと感じました。
朝からの絶え間ない動きの中で私は一息つき、心地よい緊張感と共に料理が運ばれるのを待ちました。料理は予約時に指定済みで、テーブルでの会計時にもカードが使用できる点は、現代らしいサービスの一環だと感じます。
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珠玉の一皿、フランスの風を感じる
●茸のマリネとハムのサラダ
まず最初に登場したのは『茸のマリネとハムのサラダ』。彩り豊かでボリューム感たっぷりのサラダは、一見して視覚を楽しませるものでした。サッパリとしたビネガーの香りが漂い、見た目以上に繊細な味わいを期待させます。生ハムのほど良い塩味がアクセントとなり、チコリやルッコラがフランスらしい趣を演出しているように思いました。このサラダ一皿で、何とも言えない満足感が得られます。
◇土佐山ジンジャーエール
料理と共に供された『土佐山ジンジャーエール』は、ハードな辛口がまさに特筆すべきポイントです。有機生姜をふんだんに用いているため、その辛味と風味が口に含むとともに広がります。まるで喉を通した瞬間、体の中から温まるような感覚があり、その陰にあるまろやかさが心地良さを引き立てます。高知県の土佐山の味をここ東京で楽しめる、絶妙な一杯と言えるでしょう。一般的なジンジャーエールとは一線を画す、特別な体験です。
●大山とりのロティ
そして、お待ちかねのメインディッシュ、『大山とりのロティ』。美しい盛り付けが施された皿には、大山どりの胸肉とモモ肉が芳しく焼き上げられています。「ロティ」とは単に、肉をオーブンや天火で焼く調理法を指しますが、シェフの技術により表面には香ばしい焼き色が付き、それに包まれるように中はジューシーに仕上げられています。
見た瞬間に感じるこの料理の美しさと豊かな香りに、フレンチならではの気品を感じます。エスプーマを纏った付け合わせの野菜たちが、またこの一皿を引き立てる要素となっており、トマトの酸味と玉ねぎの甘みが見事なバランスで調和しています。サイドのマッシュポテトも滑らかで優しい味わいが印象に残り、パンも丁寧にリベイクされており、光る存在感を示しています。
この贅沢感に浸りつつパンの追加を望んだものの、意外にお腹が満たされていることに気付きました。予約時に料理を決めてある事もあり、ゆとりを持って一つ一つの料理を楽しめる心の余裕もまた、このビストロの素晴らしいところです。
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《cadet》は、フレンチの伝統をきちんと守りながら、住処としてのビストロの役割を見事に果たしていると感じました。ランチという限られた時間でもその豊かさはしっかりと伝わり、お財布に優しい価格でありながら、心の満足度は上質そのものです。静かで広々とした店内、言葉を超えて接客に余裕と気配りを感じるスタッフに囲まれ、安らかな時間を過ごすことができました。
ランチでありながらもこうした場所で、普段の生活を少し離れ、フレンチの贅沢さに触れる機会を得られるのは実に素晴らしい体験です。特に印象に残ったのは、大山どり。冬も近いこの季節、柔らかであたたかい料理は、身体のみならず心までも温めてくれるもの。心地よい空間で安らぎを感じ、一口一口を楽しんでみるのも良いものと感じました。
余談ですが、ジンジャーエールというものも、季節の変わり目に特に効力を発揮するように感じます。特に風味の鋭い一杯は、冬の飲み物としても、あるいは風邪予防にも秀でた一つの例といえるかもしれません。ジンジャーの効能と、フレンチの深淵が交錯するこのビストロで、いつもとは少し違ったランチを満喫できたのは、とても嬉しい体験でした。
ごちそうさまでした〜 ლ(´ڡ`ლ)