焚き火と薪ストーブ

シーズン前は焚き火の虜になっていましたが、やっぱり薪ストーブの炎は美しい!

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野性的な炎の「焚き火」に対して、「薪ストーブ」の炎は実に魅惑的。

トップの写真は焚き火と大差ない野性的な炎の段階です。
それがちょっとした機能を使うと魅惑的な炎が現れるのが魔法の箱「薪ストーブ」なんです。

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これが薪ストーブの真骨頂ともいえる「オーロラの炎」

今回はビギナー向けに「燃焼」についておさらいしてみました。
「燃焼」という現象は、薪と空気が化学反応して、二酸化炭素と水を生成する時に熱エネルギーを発散すること。化学的にはこういう事だそうです。なるほど・・・!
薪は周囲の熱で水分が放出され、260度で揮発性ガスが発生します。
ガスの温度が上がり酸素と混じることによって600度で発火し、見た目に炎を出して燃え上がります。これはガスが放出し尽くすまで燃え続けます。
そこでダンパーを閉じ空気を絞ることによって、薪から発生したガスが炉内に充満し、わずかな空気に反応してゆらゆらと炎が舞うのです。これがオーロラの炎と呼ばれています。
周囲からどんどん空気を吸い込んで燃え続ける「焚き火」では見ることができません。

放出するガスがなくなると薪は炭素として燃え続けます。

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この温度が約700度で「おき」と呼ばれる状態です。

新たな薪を足すタイミングも「おき」が弱くなった頃がいいと言われています。
そこでまた新鮮な空気を送り込んでやるのですが、
写風人は空気を絞るのを忘れ、燃え尽きてしまうことが多々あるのです。
ですからこのシーズンにマイデスクは薪ストーブ前に引っ越しです。

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