写風人の薪焚きLife

先日、差し掛け小屋（まだ改築中ですが･･･）を作ったこの野営場。



向こう側にみえる石垣の下には、かつて小川が流れていた跡があります。

水門が閉鎖され何年経つかわかりませんが、



そこは土に埋もれ、草が生えて地面の一部となっています。

ナチュラルキャンプをするには、やはり近くに水場が欲しいものです。
森の中でせせらぎが聞こえたら・・・
そんな事を想像すると、いてもたってもいられず土木工事を決意。



スコップひとつでがむしゃらに土掘りです。
慣れない姿勢で、足腰ガタガタ。
重機が欲しい！



意地で掘り続け、なんとなく水路のような感じになりました。
この下は底石が敷き詰められているので、
水を引けばなんとかなるでしょう？

さぁ、水門を開くぞ！
ワクワクしながらバルブを回してみると、ビクともしません。
ガチガチに錆び付いているのです。
潤滑油をスプレーしまくり渾身の力を込めて、ギギギー・・・
３cm程開きましたが、それ以上は無理。
しかし、その隙間に水が流れ始めました。

水路へ移動して確かめてみると



結構な勢いで水が流れています。
「おぉ〜、やったぁ！」
つい大声で歓声を上げる写風人。

水の勢いとは凄いモノですね。



土しか見えていなかったのに、瞬く間に水が澄み底石が見えてきました。



浅瀬を流れるせせらぎの音は心が和みます。

しばらくすると、トンボがやってきて
水の上をチョンチョンと突いています。



これは打水産卵という方法で、水の中に卵を産んでいるのかもしれません。

おや、どこに潜んでいたのか？
サワガニもみっけ！



清らかな水に誘われ、いろんな生き物がやってきます。
これで棲み心地が良くなったかな・・・。

私もせせらぎサイトが完成し、野営心地が良くなりました。

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