小覇王の選ぶスポーツ映画ベストテン！

　毎年恒例のワッシュさん「男の魂に火をつけろ！」のランキング企画。今年のテーマは「スポーツ映画」です。

スポーツ映画ベストテン - 男の魂に火をつけろ！　〜スポーツ映画ベストテン受付中〜

　で、僕はスポーツはまったくやらないし、見るのも限定的なのであんまり「このスポーツが題材だから見に行こう」とかないんですがとりあえず選んで見ました。

1. チアーズ！　　　　　　 　　　　　　　　（2000年、米　チア・リーディング）
2. ROCK YOU!ロック・ユー！　 　 （2001年、米　馬上槍試合）
3. ダンシング・ヒーロー 　　　　　　　　（1992年、豪　社交ダンス）
4. デス・レース2000年 　　　　　　　 （1975年、米　全米横断殺人レース）
5. ロッキー 　　 　　　　　 　　　　　　　　（1976年、米　ボクシング）
6. ビヨンド・ザ・マット 　　　　　　　　　 （1999年、米　プロレスリング）
7. クール・ランニング 　　　　　　　　　 （1993年、米　ボブスレー）
8. レスラー 　　　　 　　 　 　　　　　　　 （2008年、米　プロレスリング）
9. ローラーガールズ・ダイアリー　 　（2009年、米　ローラーボール）
10. チャンピオン鷹 　 　　　　　　 　　 　（1981年、香港　サッカー）

　んー、特にネタに走ることなく全うなベストって感じですね。選んでから気づいたんですが純粋なカンフー映画とかがないですね。個人的にカンフーとかは「スポーツ」という印象は薄いのかもしれないです。あと一応「表のスポーツ」ばかりですね。地下格闘技大会みたいな「裏のスポーツ」も挙げてないですね。
　
　それでは各作品ごとに簡単に紹介（きちんとした感想がある場合はそこへのリンクも）。　

チアーズ！（チア・リーディング）

チアーズ! [DVD]

　キルスティン・ダンスト、エリザ・ダシュク、ガブリエル・ユニオンらが演じるチア合戦。まるでワイヤーアクションみたいに人がポンポン宙を舞う。しかも舞っているのがみんな可憐な（そして少しエロい）美少女たちなんだから見逃せない。まあ、普通にチアリーディングのパフォーマンスを見るだけでも凄いなあ、と思ってしまう痛快作です。
　

ROCK YOU!ロック・ユー！（馬上槍試合）

ロック・ユー! [Blu-ray]

　場所は中世百年戦争時のヨーロッパ。騎士に憧れる庶民の青年がとあるきっかけで死んだ主人に成り代わり馬上槍試合に臨む！歴史考証はほどほどにほぼ青春学園映画といってもいい作品。詳しくは以前のこちらの記事で。

「仮面ライダーフォーゼ」をより楽しむためのアメリカ学園ドラマ・映画7選！
この記事の最後で「ロック・ユー！」を紹介してます。

ダンシング・ヒーロー（社交ダンス）

ダンシング・ヒーロー [DVD]

　高校のときに一回見ただけなんだけど凄い面白かったのを覚えている作品。既存のステップを踏まなかったため負けてしまった天才ダンサーが一見冴えないフランと新しくパートナーとなり大会に向けて猛特訓！
　実は「ムーラン・ルージュ」のバズ・ラーマン監督の過去作品だったと知ったのは「ムーラン・ルージュ」公開の後。後の作品に比べるとまだ低予算のためそれほど画面は派手ではないがスタイリッシュ、エネルギッシュな作品。
　

デス・レース2000年（全米横断殺人レース）

デス・レース2000 [DVD]

　今回の中では唯一ネタっぽい感じのセレクトかな。1975年のロジャー・コーマン製作によるカーレース物。小学生がデザインして中学生が脚本書いたような内容だがなかなか奥は深い。フランケンシュタインにデヴィッド・キャラダイン、そしてマシンガンジョーに売れる前のシルベスター・スタローンが出ている。

デス・レース！
こちらはリメイク版の「デス・レース」の記事ですがオリジナルについても述べています。

ロッキー（ボクシング）

ロッキー [Blu-ray]

　で、そのスタローンが自分で脚本を書いて一躍売れっ子になった作品がご存知「ロッキー」。なんだかんだいってもボクシング映画では一番見ている作品だろう。

ロッキー・バルボア　死闘の軌跡
「ロッキー」シリーズ全体を通しての記事です。

ビヨンド・ザ・マット（プロレスリング）

ビヨンド・ザ・マット [DVD]

　主にWWEを中心としつつアメリカンプロレスの裏側を描いたドキュメンタリー映画。ロック様とマンカインド（ミック・フォーリー）の打ち合わせの様子（ロック様がミックの娘を「かわいいねー、ディズニーランド行ったの〜」などとなでているが試合では滅多打ち！）や新人レスラーの面接（ビンス・マクマホン「げろ吐くぞ！ゲーロ！ゲーロ！」）、そして後述「レスラー」でも描かれるジェイク・ロバーツのロードの様子。それでもビンスが憎めないのは彼自身流血が絶えない身体を張っているのが良く分かるからだ。
　

クール・ランニング（ボブスレー）

クール・ランニング [DVD]

　実際にあったジャマイカのボブスレーチームを描いたコメディ。常夏の国ジャマイカで陸上でのオリンピック出場を果たせなかった主人公がボブスレーでジャマイカ発の冬季オリンピックに出場する！前半の黒人ばかりの描写と後半のカルガリーで寒そうな国から来た白人ばかりの中でのジャマイカ人、という描写も見事。全編にかかるレゲエミュージックも。
　

レスラー（プロレスリング）

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　先の「ビヨンド・ザ・マット」におけるジェイク“ザ・スネーク”ロバーツの部分をモデルにしたと思われるあるプロレスラーを描いたドラマ。役柄と人生がぴたりと重なるミッキー・ロークが素晴らしい。一応「ブラック･スワン」の姉妹作品。

レスラー

ローラーガールズ・ダイアリー（ローラーボール）

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　エレン・ペイジ主演ドリュー・バリモア監督作。ほかにもジュリエット・ルイスやゾーイ・ベルなんかも出てるガールズムービー。はっきり言ってローラーボールはそれこそオリジナルの「ローラーゲーム」のころからルールがいまいち分からないだけどエレン･ペイジのはつらつとしたティーン演技（当時22歳！）が見もの！

ベスト映画落穂ひろい！　その１　ローラーガールズ・ダイアリー

チャンピオン鷹（サッカー）

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　「少林サッカー」とどっち入れるか迷ったんだけどソフト持ってるし、”カンフー×サッカー”のさきがけという意味でもこちらを。まだ微妙に洗練されてないころの香港映画なのでラストはカタワになったライバルを見て笑って終わり、という現代から見ると後味悪かったりします。でもユン･ピョウのカンフーサッカーはなかなか見所です。
　
　こうして見ると「表のスポーツ」ではあるけれど体制に刃向かう主人公みたいな映画が多いですかね。
　

• おまけ

　例によって10位以内に入れなった作品紹介

ファイトクラブ（1999年、米　地下ストリートファイト？）

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　もちろん大好きな作品で入れようかどうか迷ったんだけど僕の中では「まああれはスポーツではないよなあ」というのがあったのでおまけで。前々回の「ゼロ年代ベスト」でもおまけ扱いでした。
　「革命映画ベスト10」とかだったら確実に入るので次回はそんなランキングはいかがですか！

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　あと映画じゃないけどプロレスはECW関係がお勧めです。ただソフトによってはサンドマンの入場がメタリカ「エンター・サンドマン」じゃないのよね・・・

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