川崎ハロウィン2011!ゾンビ&ロッキー・ホラー・ショー
今年も恒例の川崎ハロウィンのハロウィン映画祭を鑑賞してきました。29日はジョージ・A・ロメロの歴史的名作「ゾンビ」。二日目の30日はこれまた恒例の「ロッキー・ホラー・ショー」です。
まずはNo More映画泥棒をご覧ください。
ゾンビ
さて、なんで「ゾンビ」かというとどうやら11月にゴブリンが来日公演をするらしいんですね。それもクラブ・チッタのほうで。で、それにあわせてということらしい。なので当然上映されるのは「ダリオ・アルジェント監修版」の方。全編にゴブリンサウンドが響き渡る娯楽性の強いバージョン。実はこれに関しては観ようかどうか迷った。僕はこの映画は大好きなので当然、DVDで持っていて何度も見ているのだけれどこれまで劇場で観たことは無かった。すでにソフトで何度も観てる作品を深夜にもかかわらず料金は1800円出して観る価値があろうか、と少々悩んだのだが結局観て正解だった。
まずは上映前にゴブリンのメンバーによるビデオメッセージ。そして本編。
物語の流れはもちろん、場面も分かっているのに初めて見る時と同様どきどきして観れた。改めて観て気づいた点は、昨今はロメロゾンビは走らない!とされているがこの映画では子供のゾンビに限定すれば走るのであるなあ。そしてゾンビのメイクもこの時点ではそんなに凝ってなくて、ショッピングモールに行く途中のガススタンドで出てくるゾンビとロジャー、スティーブンがそれぞれ変化したゾンビのメイク以外は基本顔を青く塗っただけ。むしろ力を入れているのはゾンビそのものではなくゾンビに噛まれたり、ゾンビを退治するときの人体破壊描写の方なのだね。
娯楽性が高い、ということではゴブリンサウンドが使用される監修版の方なのだが、淡々としたディレクターズ・カット版も好きだ。特に最後のピーターが死を覚悟しつつ、その直後開き直ったかのように脱出を図るラストシーンはディレクターズ・カット版の方が好きかな。
お客さんは結構初めて観る、という人が多かった印象。
ゾンビ ダリオ・アルジェント監修版 HDリマスター・バージョン [DVD]
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ロッキー・ホラー・ショー
次の日は恒例の「ロッキー・ホラー・ショー」上映。僕は今年で5回目。残念ながらプレショーには間に合わず。雨が降っていたがやったのだろうか?
去年まではチネチッタの大きめの劇場チネ・グランデでの上映だったが取り壊されてしまったので今年はクラブ・チッタでの上映。グランデは新作映画を上映するには館内が明るすぎてスクリーンがぼやけてしまって向いていなかったがこういうイベント上映みたいなのには向いていたと思うので残念。
クラブ・チッタはやはり映画館とは違うのでステージはしっかりしてるが座席が段上になっておらず座ったままだと観にくい。後は立ち見が出るなどグランデよりキャパが小さいので客が踊るには少々手狭ではあった。
行列に並んでる時点で高橋ヨシキさんらしき人を発見。おそらく本人だろう。そもそも僕は「ロッキー〜」をヨシキさんの紹介記事で知ったようなものなので感慨深い。
LIPS会長ベティさんは今年はフランクの手術着の格好。最初に「glee」第二シーズンの「ロッキー〜」オマージュ回を映像紹介。やっぱりロッキー好きな人はgleeも好きな人が多いね。ちなみにベティさんもスー先生のファンだそうです!僕も第二シーズンはまだ未見だがこのロッキー関連だけは動画サイトなどでチェック済みだ。
そして、映画ではなく舞台の「ロッキー」紹介。なんとフランク役は古田新。そしてエディ役にローリーです。機会があれば舞台も見てみたいなあ。
そしてこれまた恒例のバージン(ロッキー劇場鑑賞初心者のこと)いじり。「バナナをいやらしく食べた人の勝ち」というやつはシックスナインの格好で食べた男の人が優勝。舞台キャストのサイン入りポスターが賞品でした。
さて、いざ本編。最初の教会の屋根を押し上げるパフォーマンスをしたのは赤い髪の男性、というかヨシキさん。その後は掛け声をかけたりタイムワープを歌って踊ったり、いつものように楽しみましたです。
われらがヒーローフランク登場!拍手!
ラストは舞台に上がった人全員登場。
夢を見るな!夢になりなさい!
Don't Dream.Be It.