iPhoneユーザガイド
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iPhoneのVoiceOverを使って周囲にあるものの説明をライブで取得する
目が見えないまたは見えづらい方は、iPhoneのVoiceOver認識を使用して周囲にあるものをスキャンし、カメラ表示で検出されたシーンの説明をライブで取得できます。画面上の画像やユーザインターフェイスの要素の説明を聞くこともでき、アクセシビリティ情報を提供していないアプリやWebページにも対応しています。
重要: 危害を加えられるまたは怪我をする可能性のある状況や、危険度の高い状態や、ナビゲーションの目的や、病気の診断/治療の目的などにおいては、VoiceOverに頼るのはおやめください。
周囲にあるものの説明をライブで取得する
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VoiceOverがオンのときに、4本指で画面をトリプルタップしてライブ認識を開始します。
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VoiceOverに説明してもらいたい視覚情報の種類(シーン、人、ドア、家具、テキストなど)を選択します。画面下部でカテゴリを選択してから、ダブルタップしてオン/オフを切り替えます。「指差し読み上げ」をオンにすると、指差したテキストをVoiceOverに読み上げてもらうことができます。
注記: 人、ドア、家具の検出は、対応しているiPhoneのモデルでのみ利用できます。
背面カメラが周囲にあるものを検出できるようにiPhoneの位置を合わせます。VoiceOverが検出したものを説明します。
VoiceOverの読み上げを中断して次に検出された項目に移動するには、2本指で画面をタップします。
ライブ認識をオフにするには、4本指で画面をトリプルタップします。また、ライブ認識の対象のインターフェイス要素にVoiceOverカーソルのフォーカスが当たっている場合は、2本指でスクラブします(2本指を前後に素早く3回動かして「z」を描きます)。
ヒント: ライブ認識を素早く開始/停止するショートカットを設定することもできます。ライブ認識のショートカットを設定するを参照してください。
拡大鏡アプリの検出モードを使用して、シーン、人などを検出し、説明してもらうこともできます。拡大鏡を使って周囲の資格情報の説明をライブで取得するを参照してください。
ライブ認識の設定を変更するには、拡大鏡アプリ を開いて、 をタップし、「検出」をタップします。「シーン」、「人」、「ドア」、「家具」、「テキスト」、または「指差し読み上げ」をタップします。
アプリ内やWeb上の画像の説明を取得する
VoiceOver認識を使うと、アプリ内やWebページ上の画像に含まれる人、物、テキストの説明を聞くことができ、アクセシビリティ情報を提供していないアプリやWebページにも対応しています。写真の上で指を動かして人とほかの物の位置関係を把握したり、栄養表示やレシートを項目が記載されている順に読み進めたりすることができます。
「設定」 >「アクセシビリティ」 >「VoiceOver」>「VoiceOver認識」と選択してから、「画像説明」をオンにします。
画像内のテキストの説明を聞くには、「テキスト認識」をオンにします。
写真 やSafari などのアプリを開き、画像を選択します。
上にスワイプしてほかのオプションを聞いてから、「画像を詳しく見る」が聞こえたらダブルタップします。
画像上で指を動かして、各オブジェクトの位置を確認します。
マークアップを使って、画像にカスタムの画像説明を追加することができます。
注記: 画像の説明は、一部の言語では利用できません。「iOSとiPadOS 18で利用できる機能」Webページを参照してください。
ユーザインターフェイス要素の説明を取得する
VoiceOver認識を使うと、アプリ内やWebページ上のユーザインターフェイス要素の説明を聞くことができ、アクセシビリティ情報を提供していないアプリやWebページにも対応しています。
「設定」 >「アクセシビリティ」>「VoiceOver」>「VoiceOver認識」と選択します。
「画面認識」をオンにします。