フレームアームズ・ガール 第12話 「ラストバトル/君に贈るもの」(最終回) - アニメとゲームと恋の楽園
2018/07/19

フレームアームズ・ガール 第12話 「ラストバトル/君に贈るもの」(最終回)

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(C)KOTOBUKIYA/FAGirl Project

あおと轟雷が家族になる♪

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今回で「フレームアームズ・ガール」の最後の感想になります。
女子高生と小さな美少女型ロボット達の楽しい日常生活を描いたお話でした。
ロボットアニメは操縦者がロボットの中に入って戦うイメージが強いのですけど、
この作品はロボット自身が意思を持って自発的に戦うというのが目新しい。
あと美少女日常アニメとしても人間とロボットの組み合わせは珍しいと思うので、
他の日常アニメとはまただいぶ異なった味わいがあったのではないでしょうか。


「うゎぁぁぁ・・・・・・っ!」
「フレズヴェルク!」
最終回はOPを省略して、轟雷とフレズヴェルクの戦いが描かれていました。
轟雷が暴走状態のフレズヴェルクを相手にどのように戦うのかに注目です。

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「来なさい。フレズヴェルク。」
フレズヴェルクはさらに暗黒パワーが増して、アーテル・インバート形態に!
しかし、轟雷も他のFAガール達が武装パーツや武器を転送してくれたお陰で、
黄金に光り輝く姿へと変身していたので負けてはいません。
皆で力を合わせて戦うような感じで最終回の決戦に相応しい雰囲気がありました。

「勝ったぁぁぁ♪・・・・・・えっ!?またブレーカー落ちたぁ!?(汗)」
そして、戦いの決着は轟雷の勝利に終わりましたが、今回も電気のブレーカーが
落ちてしまっていたので苦笑いです。
それほど、轟雷とフレズヴェルクの戦いは激しくて電気量を使ってしまうのでしょうね。
もう、パワーアップした轟雷ではあおの部屋でセッションベースを使えないかも?

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「待って!やめて!轟雷・・・・・・」
あおは轟雷が突然ファクトリーアドバンス社に回収されちゃったので悲しみます。
轟雷がバトルに勝ったのですから回収されるというのは疑問ですもんね。
こうなると、あおがファクトリーアドバンス社に乗り込んで連れ戻そうとするのが、
最後の山場になるのかなぁっと思いました。

『今後ともFAガール轟雷をよろしくお願いします。』
でも、すぐに轟雷が戻ってきていたので拍子抜けでしたよ(苦笑)
どうやら轟雷はメンテナンスのために一時回収されていただけだったみたいね。
おまけに高性能なブレーカーを設置してくれたので親切な会社ですわ。
とにかく、これは今後もあおと轟雷は一緒に過ごせることを意味していますので、
2人にとってはこんなに嬉しいことはないでしょう。

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「ジャジャーン♪皆へのクリスマスプレゼント♪」
物語の最後を飾る最終回のBパートはクリスマスイブのエピソードです。
素敵なイブを過ごして、綺麗な形で締めてくれそうなだなぁっと思って見ていました。
とりあえず、フレズヴェルクもあおの部屋に住み着いてしまう事になったようです。
あおは本当に沢山のFAガール達に囲まれた生活をするようになっていますね。
これだけのFAガール達と過ごしていると両親がいなくても寂しさを感じなさそうかな。
そんなこんなで、あおとFAガール達がどのようなイブを過ごすのか楽しみでした。

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FAガール達がクリスマスイブを楽しんでいる様子のカット絵が流れていました。
あおやFAガール達が強い友情で結ばれた関係になっているのは間違いない。
個性的なキャラが集まっているのですけど、こうして1つにまとまって楽しい時間を
過ごしていられるというのが彼女達の素晴らしいところだと思います。

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「何か欲しい物ある?」
「あおの苗字が欲しいです。」
轟雷がクリスマスプレゼントにあおの苗字を貰おうとしていたのが少し感動的かも。
マスターとロボットの関係を越えた家族として過ごしたい気持ちがあるのでしょうね。
あと、轟雷がうっかりとあおのポエムを読んだ事を打ち明けていたのが笑いました。
さすがに親しい家族になったとしても秘密のポエムは知られたくないはず(^ω^)

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「私、分かったんです。感情は、気持ちは学ぶものではなく、経験するものだって。」
最後はFAガール達が全員でライブで歌とダンスを披露していたのが良かったです。
歌は気持ちを込めて歌うものなので、それゆえにFAガール達が色々な感情を覚え、
そして成長できたことを示しているように思いました。
これもあおがFAガール達と心優しく接してあげてきたお陰といえそうですね。

あと他のFAガール達があおの部屋を出て旅立っていったのですが、あおと轟雷の
やり取りを見て、自分達も家族のような親しいマスターが欲しいと思ったみたい。
あおと轟雷の友情や愛情が他のFAガール達に大きく影響を及ぼしたということかな。
今度、皆が再会した時はどんな風に成長しているのか楽しみです。

★総評★
マスターのあおが轟雷をはじめとする美少女型ロボット達に振り回されながらも、
心優しく触れ合っていくハートフルな日常アニメといった印象を持ちました。
美少女ロボット同士でバトルをするものの、生死が関わるような本格バトルではなく、
親善試合的なバトルになっていた点もこの作品の雰囲気に合っていたと思います。
武装の性能より、仲間との絆の強さで勝つ点もこの作品らしい感じがしました。


あと、劇中ではプラモデル制作の基本について触れられていたのも良かったです。
可愛い美少女キャラが好きな人だけじゃなく、プラモデル制作を趣味にしている人にも
楽しめるように作られていたような感じがしました。

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