けものフレンズ 第01話 「さばんなちほー」
今回からアニマル系擬人化アニメ「けものフレンズ」の感想を書いていきます。
本放送の時は数々のメディアでも取り上げられたり、コラボが企画されるほどの
メガヒット作品となっていましたが、視聴する前は正直これほど人気が出るような
アニメになるとは全く予想しなかったです。
私自身、初回放送の時は1話だけチェックして見切るつもりで見ていましたのでw、
それがまさか最終回までこんなに楽しめるものになるとは思わなかったです。
とりあえず、第2期の制作もすでに決定しているので、放送が始まる前にもう一度
第1期の話を振り返りながら感想を書き記しておこうと思います(*´ω`*)
「た、食べないでくださぁぁーい!(汗)」
「食べないよー!」
物語はメインキャラのサーバルとかばんが初めて出会うところから始まります。
サーバルは狩りごっこのつもりだったらしいけど、かばんからすれば見知らぬ
相手に追い掛け回されたのだから恐ろしく感じるでしょうね(笑)
ただ、サーバルの跳躍力を見ると人間離れしているのは間違いありません。
まさに動物を擬人化したアニマルガールといった印象を受けました。
そういうわけで、この作品は野生動物を美少女に擬人化したアニマルガールが
登場するのが一番の特徴になっています。
「ここはジャパリパークだよ。私はサーバル。この辺は私の縄張りなの。」
サーバルはここは「ジャパリパーク」のさばんなちほーである事を教えます。
かばんを持っているから「かばんちゃん」と名付けたりと単純明快なところが良い♪
ただ、かばんがどこからやって来て、なぜジャパリパークに迷い込んだのかとか、
自分自身についての記憶を全く失っているのが謎でしたね。
そこで、かばんが何者なのかの手がかりを探すために、サーバルが図書館まで
道案内をしてあげるというのがこの物語の始まりとなります。
「あ?フレンズさん・・・・・・ですか?」
「あ!?ダメ!それセルリアンだよ!逃げて!(汗)」
道中でかばん達の目の前に青い奇妙な生物が姿を現すのですが、その時に
サーバルがすぐさま退治していたのがポイントでしょうか。
この「セルリアン」という生物が何なのかもこの作品の1つの謎になっています。
「私、あなたの強いところだんだん分かってきたよ。きっと素敵な動物だよ。」
それにしてもサーバルってさすがにネコ科だけあって爪攻撃が強そうですね。
あと、かばんに対する気遣いを見ていると優しい性格をしていると思います。
他人を見下したりせずに、長所を見つけて褒めてあげるのがとても素敵です。
まさにこういうところがこの作品の最も素晴らしい点ではないでしょうか。
「ジャパリパークの掟は自分の力で生きる事。自分の身は身分で守るんですのよ。」
サーバルとかばんがオアシスで水を飲んでいると、カバと遭遇します。
会話の中で動物の特徴を語ってくれるので、動物の知識を覚えられる点なんかも
この作品の良さの1つと言えそうです。
動物を擬人化しているとはいえ、元の動物の特徴を出来るかぎり盛り込みながら
描いているから素晴らしい。
「何で!?石がないよー!?」
「サーバルさん!セルリアンの後ろに!」
今度は大きなセルリアンが行く手を阻んでくるのですが、この時はかばんが
紙飛行機を飛ばすことによってセルリアンの注意を逸らしていました。
さらにカバが助太刀してくれていましたし、サーバルの爪攻撃でとどめを刺して、
見事な連携プレーを見せてくれていたと思います。
カバって1人で生き抜く重要さを説いていた割には、結構心配してくれていますね。
こういうところもこの作品の優しさが垣間見られたような気がします。
「そうだ。今度会った時は『サーバルちゃん』って呼んでね。話し方ももっと普通に
もうお友達だから。」
「分かりました。じゃあ行きますね。」
サーバルとかばんは、さばんなちほーの端っこに到着するとお別れします。
でも、かばんが後ろ髪を引かれるように何度も振り返るところが印象的です。
短い間とはいえサーバルと親しくなったから別れるのが寂しかったのでしょう。
「わぁぁぁ!食べないでください!(汗)」
「食べないよっ!」
そんなかばんの気持ちを察してか、サーバルがすぐさま追いかけてきて、
じゃんぐるちほーも一緒に付き添ってあげようとしていたから優しい♪
こういう相手を思いやるやり取りがこの作品の素晴らしいところです♪
あと、この食べる食べないのやり取りは定番になりそうな感じでしたね(笑)
「初めまして。僕はラッキービーストだよ。よろしくね。」
「どうも。初めまして。かばんです。」
最後にラッキービーストという小さな謎の生き物が現れます。
サーバルは「ボス」と呼んでいたので顔見知りのようですが、ラッキービーストが
かばんと喋っているのを見て驚いていたから不思議でしたね。
いったいこのラッキービーストというのが何者なのかも気になるところでした。
ここで次回に続きます。
OP曲はどうぶつビスケッツが歌う「ようこそジャパリパークへ」なのですけど、
この初回はED曲として流れていました。
EDの後は「PPP(ぺぱぷ)」というペンギンアイドルユニットによる予告があります。
あと、途中で実在する動物園などの飼育員さん達が色んな動物の特徴について
解説してくれるシーンがあるのも注目ですね。
もちろん、今回はサーバルについての説明となっていました。
とりあえず多摩動物公園にはサーバルが実際にいるということなのでしょう。
サーバルがどんな動物なのか一度見てみたい気がします。
初めて第1話を見た時は凄い作品が始まったという印象は持たなかったのですが、
OPの曲が良かったですし、愛嬌のあるサーバルの雰囲気が気に入ったのもあって
第2話も一応チェックしてみようと思いました。
掴みは弱くても何か不思議と惹かれるものを感じさせる第1話といった印象でした。
それが今回リピートして見ると「あぁ、なるほどなぁ!」と思うほど、今後の展開で
意味が分かってくる要素があったりして、初めて見る時とリピートして見る時とでは
だいぶ印象が異なるような感じがしました。
このようにリピートして見ても楽しめるというのもこの作品の良いところです。