レガリア The Three Sacred Stars 第13話 「家族」(最終回) - アニメとゲームと恋の楽園
2016/11/25

レガリア The Three Sacred Stars 第13話 「家族」(最終回)

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(C)Regalia Project

レナ達が力を結集して明るい未来を切り開く!

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夏の新作アニメだった「レガリア」が晩秋になってようやく最終回を迎えます。
途中で放送スケジュールが延期した時は本当に最後まで完成できるのかが
心配しましたが、この最終回のスタートを見て一安心させていただきました。
もうストーリーの内容よりも、復活放送の話題で盛り上がっていた感じがするw


とはいえ、秋の新作アニメでもちらほらと予定外の総集編を流している作品を
見かけますので、今のアニメ制作現場の状況が気になるところでもあります。
毎季節ごとに数多くのアニメを見る視聴者も大変なのですけど、それ以上に
制作サイドの方は休む間もないほど忙しいのかもしれませんね?
いずれにせよ、この作品を遅ればせながらも最後まで作って完成させてくれた
スタッフさん達にはお疲れ様でしたと感謝したいかな。


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「私達、想いが届かなかったり、失敗してばかりだけど、それでも少しずつ前に
進んでいきたい。私達の想いをどこまでも繋いでいってほしいから。」

前回からの続きでユイとレナのアレクトがヨハンのオフルマズド内蔵機体と
戦おうとするところから始まります。
しかし、バトルが始まった早々にユイとレナが異空間に飛ばされてしまって、
茶髪レナとのやり取りを始めていたから意味不明気味でしたわ(苦笑)
とりあえず茶髪レナがルクスという光の力という正体が明かされていました。
そういえばルクスって光の単位か何かに関係していたかな?
この後、3人が手を繋いで奇妙なゲートを通っていましたので、いったい何が
起こるのか気になりながら見ていました。

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「この力・・・・・・お前がルクスなのか!?」
ヨハンは不思議空間から戻ってきたユイ達との戦いを続行します。
彼としては手に入れたかったルクスの力がユイに味方しているのを知って、
さらに怒りを爆発させていた感じかな。
自分には無いものをユイが全て持っているから羨んでいるのでしょうね。
これでヨハンはますますユイを目の敵にして立ち向かってきそうでした。
まぁラスボスとしては最後まで十分に立ち振る舞ってくれたと思いますわ。

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「2人で切り開けない未来なら皆で切り開くんです!」
「私達レガリアはユイの・・・・・・皆が明日を繋げる力になる!」
ルクスの力でアレクトとメガエラとティシスの3機のレガリアが合体します。
これがエレニウスのレガリアの隠された真の姿といったところでしょうか。
今までユイとレナの乗っていたアレクトは悪魔的な雰囲気がありましたので、
この合体で正義の味方の主人公の乗る機体らしくなった感じがします。
どれだけパワーアップしたのかこの後のバトルが楽しみになってきました。

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「ヨハンくん。あなたは皆の力で絶対に止めます。」
「あぁやってみろよ。ルクスの力、皆の力、いくらでもかかってくればいいさ。
非力な人間ごときが束になったって僕に勝てるわけないだろ!」

ユイ達の合体レガリアはトリニティ・ストライクという必殺パンチによって
ヨハンの機体に大ダメージを与えて勝利していました。
最終回に繰り出す必殺技だけあってなかなか熱い描写になっていましたわ。
さすがのヨハンでもルクスの力を得た合体レガリアの前に圧倒されていたかな。
これでいよいよこの戦いも終りを迎えそうな雰囲気になってきていました。

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「ルクスちゃん。覚えていてね。ルクスちゃんも私達の家族なんだってことを。」
茶髪レナがヨハンと一緒に異世界へと消えていこうとしていました。
これはヨハンからすれば違った形でルクスの力を得たようなものなのかもね。

「ユインシエル・アステリア。僕を作ったのが君みたいな奴だったら良かったのにな。」
ヨハンが消える間際に安らいだような笑顔を見せていたのが良かった。
少々ウザいラスボスでしたけど、この様に去っていくと寂しいものがあります。
とにかくヨハンはずっと孤独だったので寂しい気持ちを持ち続けていたのでしょう。
最後には茶髪レナのルクスと一緒に旅立てて幸せを感じたのかもしれません。

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「大丈夫。きっと何とかなる。」
最後は宇宙空間から地上へと帰還してくるシーンで幕を閉じていました。
これからのユイがどのようにエナストリアを導いていくのか分かりませんが、
この一連の戦いを通して精神的にかなり成長したはずなので、今まで以上に
思いやりのある素敵な女皇様として頑張ってくれそうな気がします。
いつまでもレナやサラやイングリッド達と楽しく過ごしていってほしいな。

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最後にユイ達が幸せに暮らしている様子を描いたエピローグがあるものと
思ったのですが、ただのダイジェスト映像のED曲が流れただけでした(苦笑)
まぁ、とりあえず最終回まで描いてくれただけでも良しとしておこうかな(^ω^)

★総評★
可愛い美少女とロボットを組み合わせてみるという試みは良かったと思います。
特にロボットに乗らない時には日常系アニメとして描けるメリットもあったので、
その点では戦闘シーンがなくても楽しめたのは評価したいです。
ただ、ヨハンも女の子キャラだったら、美少女&ロボアニメとしての良い部分を
もっとアピール出来ていたと思うので、その点では惜しい感じもするかな。


ロボットによるバトルシーンは見応えがあるものでしたし、ロボットアニメとして
一定の基準を満たして完成させてくれていたのは間違いないでしょう。
ストーリー面に盛り上がりに欠けている感じがしましたが、この作品の場合は
何とか最終回まで描ききってまとめたというだけでも褒めたいと思いますw
キャラデザやロボットバトル、奥の深い設定など良い素材が揃っていただけに、
実にもったいない印象があるのも正直なところでしたけどね。
まぁ復活放送というアニメ史に残るような珍しい体験をさせてもらえたことで、
私の記憶に残る作品になったのは確かですわ(^ω^;)

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