Wake Up, Girls! 第05話 「天国か地獄か」
真夢が街の中でI-1clubの岩崎志保と再会するところから始まります。
真夢がI-1clubを脱退した後はこの志保がI-1clubのセンターポジションを
務め続けているので、今の日本のトップアイドルに君臨する女性です。
ただ、2人の様子を見ていると久しぶりの再会を喜ぶ雰囲気は全くなくて、
かなり溝があってギスギスしていたのが気になりましたよ(汗)
前回は同じI-1clubの吉川愛という子とは親しげに連絡を取っていましたが、
反対に志保のように真夢の脱退を快く思わないメンバーもいるのでしょう。
とにかく、今回はI-1clubが仙台に公演にやって来たので、I-1clubの事を
避けたがっている真夢にとっては嫌でも目にしそうだから辛いかもね。
そろそろ真夢がI-1clubを脱退した経緯について明かされるのかなぁって
思いながら見ていました。
「せっかく2曲目も出来たし、ここいらででかい花火をぶち上げておこうと思うの♪」
Wake Up, Girls!は早くも2曲目が完成して、ライブを行うことになります。
しかしデビューライブの時は社長が会社の運営資金を持ち逃げしていたので、
松田さんやメンバーの皆が警戒心を持っちゃうのは当然でしょうね(苦笑)
でもその後はトントン拍子に活動の幅が広がっているし、Wake Up, Girls!に
追い風が吹いている感じだから良かったです。
ただ、ここで問題なのはライブの日がI-1clubの公演と重なっちゃった事かも。
やっぱり全国区の人気アイドルグループと新米の地方アイドルグループとでは、
I-1clubの公演を見に行くお客さんが多いと思うので、Wake Up, Girls!としては
苦しいライブとなりそうでしたね。
今回は間接的にWake Up, Girls!とI-1clubが対決するような感じでしたので、
どのようなライブを見せてくれるのか興味がありました。
メンバー達はさっそく新曲の振り付けやライブの打ち合わせを始めます。
この時に七瀬佳乃がリーダーシップを発揮していたのが印象に残ります。
あと、佳乃がたまに真夢に対抗意識っぽい視線を投げかけていたのが
気になるところかな。
佳乃は東京で有名タレントとして成功したいという夢を持っていましたので、
その夢を叶えていた真夢を羨ましく思うと同時に嫉妬もしているのでしょう。
しかも真夢が簡単に捨ててきたようなものだから憎らしくも感じてもいそうだ。
この2人のやり取りなんかはこの物語でも注目だったかもしれません。
ライブをやるのは良いとしても、新曲の「16歳のアガペー」を含めても持ち歌が
たったの2曲しかないのが悩みどころでした。
そこで他にどんな曲を歌おうか相談をしていましたけど、アニソンとか民謡とか
歌劇団とか様々な意見が飛び出ていたのが面白いところ(笑)
やっぱり7人もいれば趣味が色々と異なってくるものかな。
個性溢れる7人がどのように1つのグループとしてまとまって成長するのかも
興味深く感じます。
「ねぇ?ちゃんとケンカ出来てる?言いたいこと言い合った方がいいよ。」
真夢達は新曲を作ってくれたTwinkleにダンスをチェックしてもらいますが、
Twinkleの2人はあまり納得のいかない表情を浮かべていました。
まだまだ新人のアイドルユニットだから失敗があるのは仕方ないとしても、
それよりもメンバーでお互いに遠慮し合っているのが気になるみたいです。
確かに7人が最初に出会った頃に比べたら仲良くなってきているのですけど、
それでもまだメンバー同士の間に距離があるのが感じられたのでしょうね。
本当の意味で1つにまとまれていないという事を示していたように思います。
Wake Up, Girls!とI-1clubのライブシーンを見ると人気の差は明らかですね。
ダンスパフォーマンスの差やトーク力の差なども視聴者によく分かるように
対比的に描かれていたと思います。
これを見てもI-1clubが圧倒的に人気があるのは納得できる感じもしました。
それでもWake Up, Girls!の皆は少ないファンの前でも頑張って歌っていたし、
ダンスのミスなども引きずらずにしていたから少し成長が伺えます。
むしろアイドルとファンとの距離感ではWake Up, Girls!の方が近そうなので、
彼女達のファンの人にとってはこういうライブの方が嬉しいかもしれませんね。
「負けて当たり前だ・・・・・・。」
ライブは無事に終わったものの、やはり皆には反省点が多かったみたいだ。
しかもI-1clubのライブを視察したことで、いかに自分達がまだまだひよっ子の
アイドルグループなのかを認識できたのは大きいかもしれませんね。
今すぐにI-1clubのレベルになるのは無理としても、いつかは肩を並べられるな
アイドルになってみせようと目標を高く持っていたのは褒めたいと思います。
「私やっとアイドルが好きになれそう。」
あと、最後のシーンで真夢と志保が握手をしていたのは印象に残ります。
まだ2人の間には溝がある感じはしますが、とりあえず今はお互いに別々の
アイドルグループで頑張り合いましょうという意思表示のように見えました。
現状のWake Up, Girls!とI-1clubを比べたら差が開いているのは明らかですが、
I-1clubのメンバーにとっては真夢の存在が無視できないほど大きいのでしょう。
それほど真夢がI-1clubに残した功績が大きいとも感じ取れます。
真夢がトップアイドルとしての高い才能があるのは間違いないけど、はたして
彼女がI-1club時代のようにWake Up, Girls!でも輝けるのかが気になります。
真夢がこのWake Up, Girls!でどのように羽ばたくのかも興味深いところでした。
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