2015/12/04

Dance with Devils　第09話「秘め事と裏腹のウォークライ」

（C）グリモワール編纂室／Dance with Devils製作委員会

リツカとリンドの本当の関係が明らかになるお話です。

アズナが吸血鬼によって倒されてしまったわけですが、それがきっかけで
リツカは禁断のグリモワールへと目覚めるようになりました。
これで吸血鬼一味だけでなく生徒会の悪魔達も新たな動きを見せそう。
ただ、アズナがあのまま現場に放置されていたので、ちょっと可哀相だった。
まさか本当にアズナがこのまま退場しちゃうのかなぁって思いましたよ。

「兄さん・・・・・・兄さんはどこにも行かないでね？」
「あぁ。約束する。ずっとリツカのそばにいる。」
リンドはリツカをエクソシスト協会に連れて行って保護してもらうことになります。
吸血鬼に狙われている危ない状況では協会に守ってもらうのは得策でしょうね。
でも今のリツカはアズナが倒されたショックもあって胸をなで下ろせない感じでした
そんな彼女を安心させるようにリンドお兄ちゃんがいたわってあげて優しい。
今のリツカはリンドお兄ちゃんだけが信頼できる相手になりそうな雰囲気でした。

しかし、安全な場所だと思われたエクソシスト協会がリツカの抹殺を画策！？（汗）
禁断のグリモワールであるリツカが吸血鬼の手に渡ると危ないのは分かるけど、
世界を守るためとはいえ簡単に彼女を亡き者にしようとするなんて非情ですよね。
もちろんリンドお兄ちゃんが駆けつけてリツカを守ろうとしてくれていましたわ。
あと、ここでリンドが人間と吸血鬼とのハーフのダンピールである事が明らかに。
そなるとリツカとの兄妹関係がどなっているのかが分からなくなってきた！？
とにかくリツカとリンドにはまだ隠された謎がありそうでしたね。

「リツカ。俺たちは本当の兄妹じゃない。」
リンドはリツカを協会から連れ出して神社の建物の中に一時避難していました。
そこでリンドは自分が吸血鬼の父親とマルタの子供だと打ち明けます。
つまりリツカとは非血縁の兄妹ということが明らかになっていました。
幼いリツカがリンドを「にぃにぃ」と呼んで慕っているのが可愛らしい♪
2人は幼い頃がずっと仲良く暮らしてきたから兄妹として育ったのでしょうね。

「お前には隠し事ばかりで不安な思いをさせてしまったな。すまない。」
「ううん。全部私のためを思ってのことなんだって今なら分かる。本当はいとこでも、
ダンピールだって分かっても兄さんは私にとってかけがえのない家族だよ。
それだけは何があっても変わらない。いつも守ってくれてありがどう。」
今回はリツカとリンドが触れ合っているシーンでいっぱいです。
一時はレムルート確定だと思われたような展開だったのですが、ここに来て
リンドお兄ちゃんが一気に盛り返してきた印象がありましたわ。

「お前を守りたかったのは妹としてじゃない。
リツカ。好きだ。誰よりもお前を愛している。」
何といっても今回の注目ポイントはリンドがリツカに告白するシーン♪
今かではリツカが兄妹だと思っていたから抑制させてきたと思うのですが、
いとこ関係だと伝えた事で自分の想いが抑えきれなくなったのでしょうね。
もうここは2人がキスしちゃうんじゃないかとドキドキしましたよ。

「鉤貫レム。さっそくグリモワールを奪いに来たか？だがリツカは俺が守る。」
しかしレムがタイミング良く邪魔しに来ちゃったのはお約束みたいなものかな（苦笑）
でもまぁ三角関係っぽくヒロインを取り合う展開になってるとドキドキしてきますわ。

今回はレムとリンドがバトルをするシーンで挿入歌が流れていました。
伏見稲荷の千本鳥居みたいな場所で戦っている意味が分からないのですけど、
西洋風だけじゃなく和風な神聖な場所でも悪魔と戦うイメージを描いたのかな。

今回の挿入歌は、レムとリンドが歌う「KETTO～譲れない、せめぎ愛～」です。

「レム！誰かの命を奪ってまでグリモワールが欲しいの！？
やっぱりあなたは悪魔よ！冷酷非道な悪魔！」
最後にはリツカの方からレムに対して決別宣言をしていたのが衝撃的でした。
もう彼女は悪魔だろうと吸血鬼だろうと全て敵なんだと思い込んだ感じですね。
レムメインのルートで最後まで進まないだろうと予想はしていましたけど、ここで
ついにリンドがリツカにアプローチを仕掛けてきたから見応えがありました。
もちろんこのままレムも黙ったままではいないはずでしょうね。
はたしてレムがどのようにしてリツカの心を取り戻そうとするのか今後の楽しみです。
次回は悪魔と吸血鬼が入り乱れてリツカ争奪戦を繰り広げるのかなぁ？(＾ω＾)