2015/07/31

神風怪盗ジャンヌ　第14話「ターゲットは花嫁衣裳」

（C）種村有菜／集英社・テレビ朝日・東映アニメーション

花嫁にとって大切なウェディングドレスを封印するかどうか迷うお話です。

新体操部OGの稲垣加奈子先輩が部員達に演技を見せるシーンから始まります。
彼女は男子体操部のコーチの山際順次さんと結婚するので幸せそうでした。
あと都もやっぱり女の子だから結婚を夢見たりすることもあるのでしょうね。
でも彼女は結婚よりも刑事を目指している方が似合ってる感じがするかな(＾ω＾)
そんなこんなで今回は加奈子先輩の結婚にまつわるお話が描かれます。

女性で結婚といえばやっぱりウェディングドレスはとても大切なものになりますね。
そこで加奈子さんは順次さんのお母さんのウェディングドレスを着ようとしていました。
亡くなった義理のお母さんに対する気持ちも表れているからとても素敵に思います。
きっと順次さんのお母さんも天国から喜んでくれているんじゃないでしょうか♪
あと都が家庭と刑事の仕事を両立して頑張るつもりだったので偉いと思いました。
もう稚空を勝手に旦那さんに決めている感じだったし、ちゃっかりしてますわ（笑）

「温かい家庭なんて幻想だ。夢物語さ。」
ただ稚空がふと呟いたこのセリフはちょっと気になるところでした。
まろんと同様に稚空も両親のことで何か悩みを抱えていそうな感じがしますね。
稚空の両親については何も描かれていないのでどんな家庭状況なのか気になる。

順次さんがウェディングドレスに宿った悪魔によって凶暴化してしまいます（汗）
挙句の果てに加奈子さんに結婚を取りやめるとまで言っていたからヤバい。
明日結婚式を控えているというのに突然お別れ宣言までされたら加奈子さんが
泣いちゃうのも当然です・・・・・・。
これが悪魔の仕業だと彼女が気づいてくれればいいのですけど、何も知らない
加奈子さんからしてみればなぜ嫌われたのかとショックでしょうね。

ただ悪魔の仕業だと早く気付けるはずのまろんが何も変に思わなかったです。
まろんは仲の良かった両親が突然別れることを間近で見てきた事もあって
加奈子さんの破談話も特に不思議にも思わなかったのかもしれません。

「もし悪魔を封印したらドレスが消滅してしまう。そんなのって・・・・・・。」
ウェディングドレスに悪魔が宿っている事が分かったのですぐにでも封印したいところ。
しかし悪魔を封印すればターゲットのお宝も消えちゃうという問題がありました。
今までにも悪魔を封印した時にはお宝が消えてしまっていたのですけど、今回は特に
女の子の一生の思い出にもなるウェディングドレスだから躊躇ってしまうのでしょう。

「私は愛に生きる親子刑事よ！子供を背負ってでも頑張るんだから！」
都はジャンヌから予告状が届いたのですぐに監視体制を整えていました。
そんな厳重な警備だからさすがのまろんや稚空も変装して侵入するわけですけど、
稚空の方は変な神父さんの格好をしていたから余計目立つよ（苦笑）
あとまろんが神父の正体がシンドバッドだと気づいたので痴漢呼ばわりしてた。
いくらライバルでもこれはちょっと酷いんじゃないでしょうか！？(＾ω＾；)

「愛を踏みにじる悪魔は許せないわ。」
まろんは皆がシンドバッドに注目している隙にドレスの置いてある場所に向かいます。
しかし都がジャンヌの動きに気づいて部屋に閉じ込めていたからなかなかやりますよ。
本当に都はジャンヌを追い込むまでだけなら天才的な作戦を立ててきていますわ。
でも普通の人間なら確実に逮捕できるのですけど、やっぱり相手が悪かったですね。
ジャンヌは予想以上の運動能力を見せるから捕まえるのは難しいと思う。

「やめなさい。あなたを信じて待っている人が・・・・・・。」
今度は悪魔化した順次さんが襲いかかってきていました。
彼も男子体操部のコーチをやっているから運動能力は高そうだったのですけど、
ジャンヌの方も格闘戦はかなり強い方なのでノックダウンさせてましたわ。
あと、悪魔がドレスから離れた時を狙ってピンを投げ込んでいたのは良かったです。
これなら大切なドレスまで消し去ることはないので良いアイデアだったと思います。
今後の悪魔の封印にも活かせる感じがしますね。

「加奈子先輩、おめでとう。お幸せに♪」
加奈子さんは順次さんが元通りの優しい性格に戻ったので抱きついて喜びます。
ようやく結婚式も挙げられたので幸せいっぱいといった感じがしました。
まろんは両親がケンカしているのを見てきているので、恋人達が別れそうになると
特に気遣って手助けしてあげようという気持ちがあるように思えます。